事業の目的
現代の子育ては“孤育て”や“ワンオペ育児”とも呼ばれ、昭和の親子3世代同居やご近所さんとの連携で行われていた育児と違い、ママ1人の負担が重くなっています。
また、子供の立場から見ると母親以外の大人と関わる機会が激減し、色々な世界を知る機会が激減しています。
その両方を解消し、視野を拡げて親子共に学び成長する機会を生むことが預かりっこの目標です。
視野が狭くなりがちな密室育児から飛び出して、虐待を未然に防ぎ、楽しくのびのび・風通しの良い子育てのキッカケになればと思ったのが誕生のきっかけです。
一時預かり:「ちょこっと」
ひろばの中で、3歳未満のお子さんを3時間お預かりしています。
通院・休息・買い物・・・内容は問いません。
ママの用事やリフレッシュに使う事ができます。
預け合い:「あずかりっこ」
我が子が離れて、講座やレッスンなどに参加する企画です。
「託児」とは違い、参加者を2グループに分け、片方がレッスンに参加する間、もう1グループのメンバーがヨソのお子さんをお世話=預かりっこをします。私達スタッフがサポートします。
<預かりっこ>の目的は2つ。
・ママの育児負担を減らしリフレッシュすること
・ヨソの大人との関わり(子ども)+ヨソの子をお世話する(大人)ことで お互いに学び成長する
これまでの活動
一時預かり:「ちょこっと」
2011年より試行
2012年より週3日実施 月・水・金 2人×3h/日
2019年度 140日実施 延べ270人託児
2019年度 130日実施 延べ253人託児
預け合い:「あずかりっこ」
2011年より、試行錯誤しながら実施
2018年度 4回開催 延べ35組が参加
2019年度 4回開催 延べ33組が参加
これまでの事業成果
私たちの考える
「預かり・預け合い事業の中で大切にしたいこと」を
多くの人と共有できました
子育てはひとりだけでは大変なこと・・・
ひとりで頑張らなくてもいいんですよ。
たまには子どもから離れて一人の大人として過ごす時間を持つことを尊重します。
子どもも人との関わりの中で育つ・・・
親以外のいろいろな人の優しさ、厳しさに接する中で子どもたちも成長すると考えます。
みんなで育てる・・・
我が子だけではなく、ちょっとだけ他の子どもにも目を向けて、声をかけたり、一緒に遊んだり、みんなでみんなの子どもを見守る場所が“ゆったりーの”のひろばです。預けられてがんばっているお子さんも、居合わせたみんなでサポートしましょう
事業の必要経費
<ちょこっと>
・ひろば事業(区委託事業)の一部で賄っています
<預かりっこ業>
・独自事業
コーディネート費・当日スタッフ2人×3h
¥10000×1回 の経費がかかります
その他、託児スタッフの養成・研修なども行っています