私たちの取り組む課題
私たちが解決したい課題は地方で起きている「機会の格差」です。
学校と家以外に行く場所も、ない。
そんな中で、
「学校に行けない。」「家庭がしんどかった。」「固定されたクラスの中でいじめられた」「集団の中では上手くいかない」
小さなコミュニティの中で生きる彼らにとっては、自分で環境を変えられるわけでもない。町に彼らを支える学校以外の場所がそもそも少ない。
一つ間違えると、行く場所も、学ぶ場所もなくなってしまうのです。
さらに、想像してみてください。
人口4000人の地方の田舎町。
絵が好きだけど、町の中学校には美術部もない。
絵を仕事にしている人も身近にはいない。
自分の力や可能性があっても、それを発揮する場所もない。もしかしたら、自分の可能性にすら気付くことすらできないのかもしれない。
その子が、しんどいと思ったとき頼るかどうかは別にして、助けてと言える環境であったのか。
その子が、何かに挑戦したいと思ったとき、挑戦できる環境であったのか。
私たちは、その環境や機会の格差をなくしていきたい。
なぜこの課題に取り組むか
クラス30人の成人式。
これなかった友達がいました。
中学のとき学校に行けず家にいるしかなかった友達。
家庭的にしんどくて、ずっと子どものときから我慢してた友達。
20歳になったとき。
そのままお家に引きこもっていました。
仕事を辞めて、しんどくなってたのに、誰にも頼ることが出来ず振袖を借りるお金もありませんでした。
本当に、彼らが悪かったのか。
たまたま、小さな田舎町に生まれて、学校や家庭がしんどくて、でも頼る場所も地域にはなかった。
人は一人では生きていけません。
頑張りたいときもあれば、休みたいときもあるんです。
どうか、彼らが、安心していっぱい悩み、いっぱい経験して、豊かに生きられるつながりを届けていきたい。
私たちはそんな社会を日本の末端まで届けていくために活動をしています。
寄付金の使い道
皆様から頂いた寄付金は、子どもたちの居場所が継続できるよう大切に使わせていただきます。
具体的には
・豊かな学びのための活動費
・居場所スタッフの人件費
・備品購入費
などです。
ご協力をよろしくお願いします。