事業の目的
森林整備を進めながら間伐材などを薪や木炭などに資源化することで、地球温暖化防止と地域活性化に結びつけ、豊かな森が生まれる事で持続可能な社会づくりに貢献します。
これまでの活動
薪づくり倶楽部
毎月一回、当会の活動拠点である薪の駅にて、間伐材の薪づくりを行っています。
森業倶楽部
5月〜3月まで毎月1回、森林内での間伐から製材、そして木工家の指導を受けながら間伐材の木工作品づくりを行っています。また、森林整備の過程で生まれるツルを利用したツル細工も行います。
炭っこ倶楽部
松食い虫の被害が広がる中、被害拡大のスピードを抑えるために、アカマツの間伐を行い、その間伐材を伝統的な炭窯をつくり炭焼きの体験会を地元の高校生や小中学生を中心として行っています。
森の笠地蔵プロジェクト
一人暮らしの高齢者で、自力では薪づくりが困難になっている家に、森林ボランティアとともに配達し、また煙突掃除なども行いながら火災の予防も呼びかける活動です。
間伐材の出荷
大量に出た間伐材は木材市場等に出荷し、その売上を山主に還元することで山主の持ち山への関心を高めるようにしています。
これまでの事業成果
薪づくり倶楽部を毎月継続する事で、岩手県内各地域から薪ストーブユーザーを中心に年間でのべ100人以上が参加し、間伐材の薪利用が進んでいる。
また、地元の高校生の授業として炭焼き窯の再生や炭焼きを継続することで、森林に手入れをする大切さや炭焼き技術の伝承ができている。
森業倶楽部では、一年を通じて間伐材の木工作品づくりを木工家の指導を受けて行っており、その作品展を開催する事で、市民に間伐材の価値についても知ってもらえる機会となっている。
事業の必要経費
運営スタッフ旅費・人件費、森林整備備品消耗品費、事務消耗品費