事業の目的
子ども達を中心として、森の中でのキャンプ等の自然体験を通じて、自然を愛し畏怖する心を育み、自然の摂理を学ぶ事でヒトと自然のより良い関係に向けて行動できる人材を育成する。
これまでの活動
①森のデイキャンプ「おひさまのねっこ」
毎月1回小学生を対象に、森探検や田んぼでのお米づくり、秘密基地づくりなどを行い、体験の中から子ども達の自然への理解や食べ物を作る大切さ、他の子どもとの協調性や創造性を育むことを目的としています。
②夏のエコキャンプ
毎年夏休み期間中に3泊4日で、小学4年〜中学3年生を対象に、電気もガスも水道もない森の中で、石を組んでカマドを作り落ち枝を拾って調理し、川からバケツリレーで水を汲みドラム缶風呂を沸かして入り、土を掘って目隠しテントを張ってトイレを作るなどのキャンプ生活をします。期間中には、ドジョウ捕りや川下りなどの体験プログラムもあります。スタッフには当会会員の他、大学生のスタッフも企画から当日の運営まで共に行っています。
③森のようちえん
未就学児を対象に子ども達の好奇心を尊重し、自然への関心を高める様な体験活動を2022年度から行う予定で準備を進めています。
④自然体験指導者養成講座
子ども達を中心とした自然体験活動を進めるためには、指導スタッフが多様な自然環境下でのリスクマネージメントや自然体験の学習効果について正しい知識と技術が必要となる事から、養成講座を行っている。
⑤森楽倶楽部
森への関心を高めるため、森の多様な魅力を講師に指導いただき観察・調査し、また、山菜や茸などの森の恵みをいただき皆で野外料理をして味わうなどを行っている。
⑥学校・子供会・企業他の自然体験教育及び研修
間伐等の森林整備や炭焼きや薪割りの体験を通じて、森林保全への理解を深める機会となるよう、様々な団体の体験活動を受け入れている。
これまでの事業成果
夏のエコキャンプから始まり、10年以上継続して活動することにより、当時小学生だった子ども達が成人して、当会の活動スタッフに加わるなど、世代を超えたつながりができている。
事業の必要経費
運営スタッフ旅費・人件費、事務消耗品費、活動備品費