私たちの取り組む課題



人もペットもずっと一緒。「ペット共生型 特別養護老人ホーム」をつくる
高額なペット共生型有料老人ホームは存在する一方、経済的に苦しい人々でも入居できる
「特別養護老人ホーム」には、なぜペット共生型がほとんど存在しないのでしょうか。
ペットと一緒に住める有料老人ホームはどこも高額で経済的に余裕のある人しか利用できず、
経済的に苦しい人は一緒に暮らしていたペットとお別れをして「特別養護老人ホーム」に入所しています。
様々な理由で老人ホームへの入居が必要になった時、
現在、名古屋にはペットと一緒に入居できる特別養護老人ホームはありません。
家族と離されたペット達はどこへ行くのか。
現実は半数以上が動物愛護センターに引き取られ、その一部は短い命を落としています。
いつのまにか、ペットと一緒に暮らし続けることは贅沢なことへと変わり、
老いればペットと離れて生きていくしかない時代へと変わってしまいました。
そのような時代になっても、人もペットも家族への深い愛を持っていることに変わりはありません。
大好きな家族と一緒にいられることの幸せを感じ、お互いに言葉は通じなくとも
最後を見送り・見送られるまで、共に居られることを心から願っています。
私たちは『愛する家族とずっと一緒に暮らしたい』その想いに寄り添うために、
tomoni+は既存の特別養護老人ホームを「ペット共生型施設」へと、リニューアルいたします。
わんちゃんフロアーを2Fにオープン
・愛犬と暮らせる居住階を新設します。
・フロアには中庭がある為、足腰が悪くなってきた老犬でも安心して外に出れます
・脱走防止の為の柵を設置。自由に外と中を行き来できる空間に
・施設の屋上には植物でいっぱいのお散歩スペースも完備。
・名古屋市獣医師会の協力の元 週1回《コスモス動物病院》院長 浅井先生による往診
・職員は24時間体制です。わんちゃんが一人でさみしい時間はありません
・毎日のご飯の時間や排出のタイミング、ブラッシングやお散歩の時間は飼い主様に聞き取りをして就労継続支援事業所の利用者がそれぞれ の犬種に合わせたライフスタイルで行います
・飼い主様が亡くなられた後も、同施設や新しい里親の元で天寿を全うするまでお世話をします。
なぜこの課題に取り組むか



ペットも飼い主も長生きな社会に対応する、新しい人とペットの暮らしを実現する
・定住先のないペットが存在します。
・病気で入院したり、認知症で施設に入所するなどしてペットを飼育できなくなった場合でも、有料老人ホームは施設費が高額なため入居できない高齢者がいます。
・特別養護老人ホームは施設費が安く設定されていますが、ペット共生型は存在しません(名古屋市)。
・賃貸住宅の割合が増え、身内などでペットの引き取り先を見つけることが困難になっています。
・里親制度や一時預かり制度が十分に整備されていない地域も多くあります。
・定住先の見つからないペットは動物愛護センターに引き取られ、殺処分が行われています。
そんな大切な家族であるペットの涙をなくす活動をしていきます。
今後の活動
・老犬・老猫ホームも設立します(小さな猫・犬は譲渡率が高いといわれていますが老犬・老猫は殺処分対象が現実です)
・同施設の別の階に猫と暮らせるフロアをオープン
・猫・犬の保護活動
我々は、『最後まで笑顔で過ごせる場所!』を日本中に増やしていきます。
寄付金の使い道



寄付金は主に以下のような用途に使用されます
・ペットにやさしいフロアーの設置
・脱走防止柵の増設
・しつけの為のトレーナの依頼費
・狂犬病のワクチン・フィラリア予防薬・ノミ・ダニケア・不妊・去勢手術
・ 高齢犬や慢性疾患を抱えた犬の定期的な健康診断や投薬治療。
・コスモス動物病院の往診費
・ 生活用品費:ケージ、寝具、トイレ用品などの日常必需品の補充。
・年齢に合わせた食事
・メンテナンス(爪切り・肛門絞りなど)
・日常生活のお世話
・トリミング