私たちの取り組む課題
私たちは、地域でトラブルに巻き込まれた障害のある方を支援するために、福祉的な支援が必要と思われる被疑者・被告人に対する個別ケースの支援(更生支援コーディネート)のほか、更生支援コーディネーターの養成とスキルアップに向けた研修、弁護士による出前講座、定期的にセミナーや事例検討会なども行っています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちが出会う方々は、みなそれぞれの生きづらさを抱え、最終的に刑事事件へと至ってしまいました。その生きづらさや生活の困難さの背景には、障害や環境といった様々な要因があり、社会的孤立がありました。そのような生きづらさを抱える人も、地域で自分らしく生きていくことのできる社会の実現が,多様性を認めた共生社会であると考えています。
寄付金の使い道
東京TSネットは、設立者からの寄付金、助成金、ケース支援・出前講座等の事業収入等で運営されてきました。それらの収入は大きなものではなく、さらなる活動の展開及び継続のために、寄付を募りたいと思っています。
皆様からの寄付は、セミナーや更生支援コーディネーター養成講座等の講師謝金や会場費、印刷費等に使わせていただきたいと思います。また、支援コーディネーターの数を増やすことや支援の質を向上させる研修の検討、地域密着型のネットワークのさらなる展開も考えております。