私たちの取り組む課題
現代の日本社会において、物質的な豊かさが進む一方で、人と人とのつながりや思いやりの心、礼儀や責任感といった「心の土台」が弱まりつつあると言われています。特に、学校教育における徳育の機会の減少や、家庭環境の変化による価値観の継承不足は、大きな課題となっています。
近年は、個人の権利や自由が尊重される一方で、それに伴う義務や責任について学ぶ機会が十分とは言えません。また、核家族化や地域社会のつながりの希薄化により、世代を超えた学びや生活の知恵、礼儀作法が受け継がれにくくなっています。
その結果、自分自身を律する力や、他者を思いやる心、社会の一員としての自覚といった「人間力」の低下が懸念されています。
私たちはこうした現状を課題と捉え、「徳育」を通して人としての在り方を見つめ直し、一人ひとりがよりよく生きる力を育んでいくことが、これからの社会にとって重要であると考えています。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、人が本来持っている思いやりや責任感、よりよく生きようとする力は、適切な学びと関わりの中で育まれていくものだと考えています。しかし現代社会では、その土台となる徳育の機会が十分とは言えず、多くの人が人との関わり方や生き方に迷いを感じています。
こうした状況の中で、心の在り方や人としての基本を見つめ直すことは、個人の幸せだけでなく、社会全体の健全な発展にもつながる重要なテーマです。特に、次の世代を担う子どもたちにとって、何を大切にして生きるのかを学ぶ機会を整えることは、今を生きる大人の責任でもあります。
「徳」とは、よいことをおこなおうとする身についた気質であり、精神的にも現実的にも善そのものです。そして、よりよくふるまおうと努力し続ける姿勢でもあります。こうした徳を育むことが、人としての軸をつくり、自分らしく生きる力、そして他者と調和して生きる力につながっていきます。
私たちはこの考えのもと、徳育と人間力の育成に取り組むことが、よりよい未来を築くために欠かせないものであると考え、その活動を続けています。
支援金の使い道
いただいた支援金は、徳育および人間力育成に関する教育活動の充実のために活用いたします。
具体的には、徳育検定の実施・運営、セミナーや講演会の開催、教材および教育プログラムの開発などに充てさせていただきます。
また、より多くの方に学びの機会を届けるための広報活動や、次世代を担う子ども・若者への普及活動にも活用いたします。

