私たちの取り組む課題
栃木県内の市民活動の推進
NPOなど非営利活動の支援のために、人、モノ、資金、ノウハウを供給することが使命です。
さらに、NPOの事業承継のために、次世代のスタッフを見出すこともやっています。
また、地域の中の持続可能性を高めるために、多様な主体での課題解決とコレクティブインパクトを促進しています。
私たちの目指す社会
・SOSを出している人の人生によりそい、その人の困難を皆で解決する社会
・現在の課題を先送りせずに、自らの力で解決に取り組む人であふれる社会
なぜこの課題に取り組むか
ボランティアの長所は「個別の支援」「柔軟・臨機応変」です。
市民活動がNPO/NGOのプロ化・組織化が進む方向に進むだけでは、社会問題の解決はできません。
イイ人がたくさんいる必要があります。現代は「プロに任せ」の社会とも言えます。
結果、自分自身に問題が降りかかってきたときだけ右往左往する人をたくさん作っているかもしれません。
本会は市民ボランティアとともに社会問題の発見、対応、解決方法の模索を行なうことで、直接アマチュアが社会課題を理解し、解決していく運動を進めることが大切と考えています。
制度化は効率性と合理性の世界。しかし、人間の営みの中で、特に“育くむ、世話する、看る、伝える、教える”という営みは合理化効率化は当てはまりません。
個別対応、その人(たち)の個別の状況に付き合う人(良きアマチュア=ボランティア)が大量に必要なのです。
こんな個別対応の営みの集積が、共同体のたすけあいの文化、共同体の体力です。
時代ともに社会課題が変化しますが、その解決のために正面から、市民のボランティアと共に取り組んでいます。
またNGO/NPOが十分な能力を持つためには、セクター全体の信用が欠かせません。
本会はNGO/NPOへ個別の応援とともに、民から民への支援という「寄付の文化」を創るとちぎコミュニティ基金の運営にも力を入れています。
寄付金の使い道
生活困窮者支援(フードバンク)
「まだ食べられるのに捨てられてしまう」食品を、企業や家庭からご寄付いただき、食に困る人に無償でお渡ししています。
ただ渡すだけでなく、生活再建のために相談支援を行っています。(独立型社会福祉士事務所とちぎボランティアネットワーク)
とちぎコミュニティ基金(栃木県域のコミュニティ財団)
みんなで集め、みんなで創る栃木の未来創りのインフラです。地域の課題に対し、人・モノ・志金・アイデアを集め、課題解決のために実行します。
- 子どもSUNSUNプロジェクト:子どもの貧困をなくすため、企業、学校、病院、福祉施設、NPO、行政、ボランティアなど多様な人々が一緒になって調査し、集め、アクションします。
- 合同ファンドレイジングイベント ①サンタdeラン ②チャリティウォーク
- 助成事業
災害救援・復興支援
- 東日本大震災の復興支援 ①まけないぞう事業 ②復興わかめ
- 緊急救援
- 「災害救援ボランティア基金」の運営(とちぎコミュニティ基金)
市民活動の広報(コミュニティFMやWEB、情報誌での発信)
みんながけっぷちラジオ
大学生のインターン生がパーソナリティになり、栃木県内の市民活動団体の活動から見える地域課題と解決策を発信しています。
次世代に伝える。原発避難12年目ラジオ
東日本大震災による福島原発事故で避難した方や、支援者にお話いただき、次世代に伝えるラジオです。大学生のインターン生とともに作成しています。
とちコミSDGs通信
栃木県内のSDGsを促進する市民活動マガジンです。会員向けに隔月発行しています。