私たちの取り組む課題
不登校は「誰にでも、どの家庭でも起こりうる」。けれど9割近い子ども達はどこにも通う先がない
文科省調査によると、平成30年度の全児童生徒数に占める不登校の児童生徒数の割合は、この25年間で2.5倍に増加し過去最多を更新、全国的にも子どもの数が減少するなかで不登校が増え続けています。中学生ではクラスに1人が不登校生徒で、いまや「誰にでも、どの家庭でも起こりうる」人数となっていますが、9割近い子ども達はどこにも通う先がありません。
本当は好きなことや興味のあることをやりたい。でも物理的支援も、心理的支援も足りない。
2018年8月に私たちが100人の不登校児童生徒にウェブ上でとったアンケートをみると、「平日の昼間に行く場所があれば行きたいですかか?」という質問に75%の子が「はい」と答えています。
「どんなことをしたいですか?」(複数選択可)という質問には同列1位(62%)で「①友達や集まった仲間と遊ぶ」「②自分の好きなことや得意なこと、興味のあることをやりたい」と答え、本当は子ども達が仲間と集い、自分の好きなことや興味のあること、得意なことで活動をしたい気持ちがあることが分かりました。
しかし実際には数が足りない、月謝が高いなどの理由から、9割近い子ども達はフリースクールや教育センターなどの通う場所がありません。
また物理面の支援が足りないだけでなく、心理面での支援も足りていません。
前述の私たちが行なったアンケートで「平日昼間に行く場所があれば行きたいですか?」という質問に「いいえ」と答えた25%の子に更にその理由を聞いたところ、
1位が「休みたい・ゴロゴロしたい・どこにも出かけたくない気分だから家にいたい」(まだ休息が必要なケース)、4位が「家でやりたいことがあるから」(家での活動を選んでいるケース)の一方、
2位「外の人に学校は?と言われるのが嫌だから」3位「学校に行っている子に会うのが嫌だから」と、「学校に行くのが当然」と考える社会の意識とセットで外に出られなくなっていることが分かりました。
不登校の子ども達や親は、学校に行くことが前提の社会の意識から、孤立しやすく、外に悩みを言いづらくなります。
とくに「核家族化」が進んだ今の日本では、子育ての悩みを母親1人で担うことが多いので、子どもが不登校になった場合、母親1人が問題を抱えることが多くあります。
子育ての孤立化から、子どもへの叱責や虐待などに問題が深刻化しやすく、長期化•高齢化するひきこもり問題の背景の1つになっています。
また昼間見守る大人が必要な為、シングル家庭や低所得者家庭の場合は、仕事との両立に困難をきたす場合があります。
なぜこの課題に取り組むか
①こどもたちが立ち寄れる場所作り
子どもたちが安心して立ち寄れる「地域の居場所」を可視化するため「とまり木」ロゴステッカーを配布・WEBサイトで紹介しています
児童館、プレーパーク、農園、お寺、カフェ、保育園、高齢者施設など。新たな箱を作るのではなく、すでにいる人・場所を「見える化」し、繋げています。
②「とまり木」(地域の居場所)を利用したワークショップの開催
地域の「好きを生きる大人」が授業をする【まちの先生】や、まちの課題を子ども達が解決する【コドモギルド】、大人むけ【多様な学びカフェ】などを行なっています。
③「とまり木」に行けない親子のためのオンラインサロンや、「とまり木」オーナー/保護者のためのオンライン学びの開催。
オンラインでの大人むけ研修やサロン、子ども向け授業など、オンラインのサポートを行なっています。
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