私たちの取り組む課題
私たちは豊岡市竹野町の人口減少やそれに付随する空き家問題に対し、町外からの移住(UIターン)を促進するかたちで取り組んでいます。
2022年4月、町内に3つあった小学校が1つに統合され、小学校1校・中学校1校の町となりました。また、竹野町の人口は、2024年4月ついに4000人を切ってしまいました。
お年寄りの多い町なので、人口の自然減を食い止めることはできません。でも、「この町が好きだからこの町で何かに挑戦したい」という若い人たちを受け入れることで、若年層が少なすぎるアンバランスな状態を緩和したり、思いつかなかった新しいアイディアが出てくることもあります。
地道な取り組みを続けていたら、少しずつ成果が出てきました。毎年新しい仲間がこの町に加わることで未来が変わっていくと確信し、これからも活動を続けていきます。
なぜこの課題に取り組むか
竹野町はかつて竹野川が「一町一川」であることを誇りに思う町でした。しかし、平成17年の合併で豊岡市の一部となってからはその誇りが少しずつ薄れてゆくようにも感じます。
毎日違う顔を見せる美しい浜の景色を眺め、焼板の家が並ぶ細い路地を歩き、四季をとおして山・川・海すべての幸をいただく暮らし。外から来た人、特に都会育ちの人にとっては信じられないほどの贅沢です。
町が続いていくためには、この暮らしを愛する人が町に帰って来たり、縁もゆかりもなかったはずの人が外から新しく入って来たりできるようにしていく必要があります。
そのために、私たちはこの町のことを学び、希望する方を案内し、空き家情報も用意してUIターンのご相談をお待ちしております。
寄付金の使い道
いただいた会費は、移住希望者への情報発信、空き家確保のための広報活動等に使わせていただきます。