私たちの取り組む課題


事業名 障がい児家族コニュニティづくり・ピアサポート事業
(目的)
①障がい児子育てによる母親の孤独や不安の緩和・子育てにおける情報共有の場
②きょうだい児の横のつながり(大人になった時の孤独の緩和・きょうだい児当事者同士の繋がり)
③障がい児の地域参加
障がい児家庭において、親は差別なく育てたい・育てているつもりでも、どうしても、障がいのある子ども中心になりがちです。
きょうだい児は、年を重ねるごとに、恥ずかしい感情・いい子にしないといけない感情・孤独感・親に甘えられない・将来への不安・障害のある兄弟姉妹へ優しくできない罪悪感・友達や好きな人に打ち明けられない・理解してもらえない気持ちを募らせてしまうのかもしれません。
母親たちは、障がい児育児において、時には、健常児のママには言えない悩みもある。。。
愚痴やコントロールできない自分の黒い感情、罪悪感・不安・絶望・・・
育児書どおりにはいかない子育て、誰にも言えない悩み
育児の中心となる母親同士、寄り添い共助しながら、きょうだい児のことも考え、障がい児育児をしたい 母親が孤独にならず育児出来るように・きょうだい児も自分らしく生きられるように・障がいのある子ものびのびと成長できるように、助け合える仲間づくり・居場所づくりをしたいです。障がい児子育て中の運営メンバーによる当事者団体で、家族みんなで集えるグループです。
(活動内容) ⓵ママおしゃべり会…参加費:無料(1回/月) ➡地域に根ざした居場所
・平日にママのみで井戸端会議風の気軽なおしゃべりの場。いつ来てもいつ帰ってもOK
・当事者同士、きょうだい児・障がい児子育ての悩みや不安・愚痴を吐き出し、成長を共に喜び、励ましあえる場所
②チューリップ…参加費:無料(1回/月)➡未就学児~新一年生の子育てに寄り添う
・未就学児親子のあそび場・ママのしゃべり場 未就学児は障がい受容や診断や就園・就学など悩みも多い。地域の支援センター等で健常児と比べてしまい、さらに孤独になりやすく、様々な情報にたどり着くのも容易ではない。そんな時に、同じ立場のママや先輩ママの共感や情報に救われることも多い。孤独な育児が少しでも心強くなれるように立ち寄れる場所。
➂絆の会…参加費:子供1人500円/人 (1回/2か月)➡家族の交流の場 障がいのある子は地域のお祭りやイベントに参加するのもハードルが高い現実。きょうだいも共に参加できないことも多い・当事者同士、気を遣わず、頼れるボランティアを配置し、安心して楽しめるイベントを開催。夏祭りやクリスマス会を開催し、年に1回『ゆっくりマルシェ』で、シャボン玉師を呼んで、健常児家庭が普通に楽しめていることを体験したい。障がいがあることで諦めたくない。親子で・家族で楽しめる時間を共有
④me timeヨガdeおしゃべり会・・・参加費:1000円 茶菓子付き(1回/月 全10回)
ママを対象に、自分を大切にする時間(ママが笑顔で子育てをできるように)
⑤me time勉強会・・・参加費 ¥2000/人(弁当・茶菓子付き)
知識を増やすことで将来への不安を軽減し未来への見通しをつける為の場所です
・性教育・親亡き後(後見人制度)・きょうだい児の未来・学習障害等を計画中
⑥就労事業所見学会を行い、未来への準備・明るい未来を描けるように、就労事業所とも連携を取りながら支援の道を増やしていく
なぜこの課題に取り組むか



わが子が自閉症スペクトラムと知的障害があり、障がい受容・育てにくさとの戦いの中、必要な手続きや生きていくための日常の準備(就園・就学)に追われ、情報にたどり着くのも難しく、泣きながら進んだ未就園時代。あのときこんな助けがあれは・・先輩ママがいたら・・。自分たちのあったらよかったの想いでこれからのママ達を孤独にしたくない。自分たちも、一生障がい児の母である『変わらない現実』に明るく向き合い、障がいのある子・きょうだい児の未来を明るくしたい想いで実施。
寄付金の使い道

ピアサポート時のリラックスした環境の為の運営資金
助成金ではカバーできない飲食(おしゃべりの時のリラックスアイテム)等に活用
運営備品