私たちの取り組む課題


こどもたちの「あたりまえ」を、あたりまえに。
病気や障がい、医療的ケアの有無にかかわらず、すべてのこどもには、遊び、学び、挑戦し、家族とともにかけがえのない時間を過ごす権利があります。
しかし、重い病気や障がいのあるこどもたちと家族の暮らしには、医療や福祉の制度だけでは支えきれない課題が数多くあります。
日々の医療的ケアや介護による家族の負担、きょうだいとの時間、こども自身の「やってみたい」をかなえる機会の少なさ。そして、地域とのつながりや、安心して頼れる場所が限られていること。
こどもと家族を取り巻く課題を、地域みんなの課題に。
特に広大な北海道では、専門的な医療や支援が札幌などの都市部に集中し、住む地域によって利用できるサービスや支援の選択肢にも違いがあります。
私たちは、こうした課題を、特定のこどもや家族だけの問題ではなく、地域社会全体で向き合うべき課題だと考えています。
誰もが自分らしく生き、困ったときには自然に頼り合える社会へ。
その実現に向けて、医療・福祉の枠を超えた、新しい居場所と地域のつながりが求められています。
なぜこの課題に取り組むか


10年間の実践から見えてきた、次の一歩。
ソルウェイズは、医療的ケアが必要なこどもたちと家族の「地域で、当たり前に暮らしたい」という願いから、2017年に誕生しました。
「どんな重い障がいがあっても、地域で生きることができる社会づくり」を理念に、訪問看護、児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護、医療型ショートステイなど、こどもから大人まで、ライフステージに応じた支援を積み重ねてきました。
その中で私たちが大切にしてきたのは、医療的ケアや障がいの重さだけを見るのではなく、一人ひとりの「その人らしさ」と、家族の暮らしをまるごと支えることです。
そして、約10年間の実践を通じて見えてきたのは、制度に基づくサービスの充実だけでなく、こどもたちが思いきり楽しみ、家族が安心して過ごし、地域の人々と自然につながる場所の必要性でした。
その想いをカタチにする「さっぽろこどもホスピス」
私たちは2028年春の開設を目指し、札幌市内で「さっぽろこどもホスピス」の拠点整備を進めています。
こどもホスピスは、病気のあるこどもたちだけの特別な場所ではありません。こどもと家族の願いを真ん中に、医療・福祉・地域がつながり、誰もがその人らしく生きることを応援する場所です。
こどもホスピスをつくることは、優しいまちをつくること。
私たちは、この拠点づくりを通じて、こどもと家族を地域全体で支える新しい社会のあり方を、北海道から広げていきたいと考えています。
支援金の使い道

みなさまのご寄付を、こどもホスピスの建設資金に。
みなさまからお寄せいただくご寄付は、2028年春の開設を目指す「さっぽろこどもホスピス」の拠点建設資金として、大切に活用させていただきます。
この拠点では、病気や障がい、医療的ケアが必要なこどもたちが安心して過ごせる環境に加え、家族が一緒にくつろげる空間、きょうだいも楽しめる場所、地域の人々が自然に集い、交流できる空間などの整備を目指しています。
こどもたちが「やってみたい」と思うことに挑戦できること。家族が肩の力を抜いて過ごせること。そして、地域の人たちと笑顔でつながれること。
そんな一つひとつの時間を支える建物を、みなさまと一緒につくっていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングでいただく寄付金は、建物の新築工事や、医療的ケアに対応するための建築・設備工事など、拠点の建設に必要な費用の一部に充当する計画です。
建物の完成は、未来へのスタート。
私たちが目指すのは、建物を完成させることだけではありません。
この場所から生まれる新しい出会いやつながりが、こどもと家族の暮らしを豊かにし、地域全体に優しさを広げていくことです。
みなさまのご支援が、こどもホスピスという場所になり、誰もが安心して暮らせるまちの未来につながります。
あたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

