私たちの取り組む課題

ソルウェイズは、重い障がいや医療的ケアのあるこどもたちを在宅で介護する母親たちが集まり、こどもたちの居場所をつくりたいと2017年1月に法人を設立しました。当時はこうした施設や利用できるサービスが少なく、支援の不足はご家族の社会的孤立の大きな要因となっていました。
- 介護ではなく「子育て」だと思える生活をおくってほしい
- 障がいのあるこどもではなく、可愛い「こども」として育ってほしい
札幌市内に、重症児デイサービス「ソルキッズ」を開所したことを皮切りに、札幌市と石狩市で児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護、居宅介護、訪問介護、相談室、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援、2025年からは医療型ショートステイ、小児科クリニック、病児保育の事業を新たに運営しています。
なぜこの課題に取り組むか

ソルウェイズが目指す「さっぽろこどもホスピス ~北海道モデル~」
NPO法人ソルウェイズは、2027年札幌市内に「こどもホスピス」拠点をつくります。建物がゴールではなく、当事者・家族、医療・福祉施設や非営利団体、地域の団体や企業等でネットワークをつくり、LTCの子どもと家族の両方を対象として、その地域に合った小児緩和ケア、レスパイトケア、ターミナルケア、家族支援等が行える地域づくり、社会づくりを行います。その活動がこどもホスピスケアであるとソルウェイズでは考え、北海道全体に広がるロールモデルとなるような活動を実施します。
支援金の使い道

2年間が建設費や備品のために活用し、その後は運営や北海道内のこどもホスピスケアを行っている団体の活動に活用できるようにします。

