私たちの取り組む課題
NPO法人 湘南藤沢Projectsは、学生が「チャレンジ」しやすい環境を奨学金からつくっていくことを目的に活動を行なっています。
私たちの問題意識の1つに、学生が挑戦することを躊躇してしまうような社会の雰囲気が存在します。周りの目を気にしたり、炎上や失敗のリスクを恐れて「チャレンジ」から逃げてしまう、そんな学生が多く存在します。また、いざ挑戦しようとなった時、その挑戦にお金が必要だったり、努力しても最初は結果がついて来ず、アルバイトをしていた方が良いのではないか、と感じてしまうことも多々あります。
このような、学生を取り巻く「チャレンジ」しづらい環境を変えるため、140秒の動画で選考を行い、学生の「チャレンジ」を支援する奨学金の活動を行なっています。
なぜこの課題に取り組むか
▶︎ 慶應SFCでこの取り組みを行う理由
SFCは日本でもトップで「チャレンジ」する学生が多いキャンパスであると、私たちは考えています。そんなSFCを中心に「140秒の動画で選考、挑戦する学生を支援する」奨学金の活動を行い、OB・OGなどの方々からのご支援で持続的に運営できることを実証した後、他の大学でもSFCをモデルに本奨学金の取り組みを拡大出来ればと考えています。
▶︎ 本奨学金の特徴
1)志願者が増えるほど給付額も増える奨学金
一般的な奨学金は、志願する学生同士で決められた額の奨学金の枠を奪い合うような仕組みになっています。しかし、本奨学金では、志願者が増えるほど、本活動への認知度が向上し、ご支援いただく金額も増えることから、学生に給付できる額や人数も増やすことができるようになっています。
2)140秒動画1つで応募可能な奨学金
フォーマットがバラバラで1つの奨学金を出すだけでも手続きのややこしい一般的な奨学金。現行の仕組みでは、学生の貴重な時間を奪うだけでなく、書類が苦手な人は応募ができないなど、学生ファーストとは決して言い難いのが現状です。そこで、私たちの奨学金では、提出書類を140秒の動画だけにすることで、ややこしい手続きをなくし、志願者の人となりが出るような、自由なスタイルの動画で奨学金採択の可否を判断できるようになりました。また、今後ご支援いただいた方々の名前で奨学金を設け、1つの動画で複数の奨学金を同時に応募できるような仕組みを準備しようと考えております。
寄付金の使い道
▶︎ 寄付金の使い道
・NPO法人 湘南藤沢Projectsの奨学金事業の運営資金とさせていただきます。
・会計情報に関しては NPO法人ポータルサイト を参照ください。
▶︎ 過去の支援実績
・計5回の奨学生募集を実施、約80名の学生を支援
・慶應義塾大学SFC芸術祭2023開催のための資金援助を実施
▶︎ 志願者から提出された動画
「産業遺産を活用したまちづくり ー 西寒川支線 復活プロジェクト」
「【祝⭐︎成人】10年ぶりに倒立の練習をしました」