私たちの取り組む課題
不登校の小中学生は全国で29万9千人(2022年度)。
2012年より増加し続けています。
フリースクール札幌自由が丘学園は1993年11月1日に開校し、以来不登校の子どもたちを受け入れてきました。
不登校になると人間関係が途切れ、学ぶ機会が失われてしまい、自分を責めて自己否定をしてしまう子どもも少なからずいます。
札幌自由が丘学園はこうした子どもたちのために、楽しい学びや多彩な経験、新たな人間関係の場をつくることを目的として活動しています。
そして、不登校であるだけで様々な不利益があり子どもや保護者の心を傷つけてしまう、そんな社会へ問題提起をし、すべての子どもが安心して生きていける社会を築くために活動しています。
なぜこの課題に取り組むか
本学園にやってくるのは、ほとんどが不登校の子どもです。
最初は緊張の面持ちでやってくる子も、本学園の様々な活動に参加し他の子と経験を共にするうちに、最初の様子からは想像できないくらいに明るく元気な姿を見せるようになります。
不登校になると「社会に出られないのでは」、「コミュニケーション力が育たないのでは」といったことを言われることがありますが、決してそんなことはありません。
子どもが学校に行かない選択をしたとしても、安心して生きていける社会。
これが私たち大人がつくっていけなければならない社会であると考えます。
寄付金の使い道
NPO法人フリースクール札幌自由が丘学園の運営費に使わせていただきます。