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障がい・介護を支えたい

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ビジョン

発達障がいの子どもも大人も、その保護者も生きやすい社会になって欲しい。みんな違って、みんないいいと本当に 心から言える世界になって欲しい。 そのために当事者・親・支援者と手を結び活動していく。

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私たちの取り組む課題

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10年以上前には100人に1人だったのが、現在は10人に1人が発達障がい


下記のグラフは、通級教室に通う発達障がい児の障害別のグラフです。

(通級教室とは、比較的障害の程度が軽い子どもが一人ひとりの障害に合わせた個別の指導を受ける教室。通常学級に籍を置いている)

増加の一途だというのがおわかりでしょうか?

このグラフには、特別支援学級に在籍している子どもは入っていませんから、さらに人数が増えます。30人学級でしたら10人に1人です。

ここ最近、学校では発達障がいは、教員の間では普通に語られるようになりましたが、本当に障がいの特性を理解し適切な支援をしている教員はまだまだ少ないのが現実です。一斉指導の通常学級の中では、発達障害の子どもは、周りから忘れ物が多い、整理整頓が出来ないだらしない子、すぐに暴言や暴力をふるう乱暴な子、漢字か書けない、読めない、計算ができないのは本人の努力不足と言われたり、叱咤されたりします。先生が責めれば周りの子どもも責めるようになり、子どもはどんどん苦しくなっていきます。そして親にも連絡がいきます。宿題をさせるようにしてください、忘れ物が多いので準備を一緒にして下さい、友達を叩きましたから家でも指導してください、など。保護者からしたら、まるで親のしつけがなってないか、子どもに手をかけてないかのように思われているのではないかと、だんだん追い込まれていきます。このような経験から、3つの課題があると考えています。


・親の孤立

自分一人だけが苦しいと思ってしまうと、心を閉ざしてしまい、受けられるはずの福祉サービスや相談窓口、子どもへのかかわり方の知識、医療機関、

など情報が得られなくなってしまう

・周りの理解のなさ

園、学校、職場、地域の人たちが、特性の理解があれば苦しまなくてもすむことがたくさんある。

・当事者の居場所がない

最近では小中までは放課後等デイサービスを利用できるようになりましたが、高校生以上の学校、家以外の居場所がない。支援が切れる。


これらの課題の解決のため、私たちの会では、語りの会や学習会や啓発活動を行っています。

なぜこの課題に取り組むか

なぜこの課題に取り組むかの画像
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8年前、他校の発達障がいの子どもを持つ保護者の集まりがありました。日頃の悩みや困っていることを話した時、皆さんが「初めて話せた」、「みんな同じように悩んでいるとわかり安心した」と、涙を流す保護者の方もいました。学校や家庭で孤立していることがわかり、気軽に話せる場が定期的にあれば孤立化を防ぎ、情報交換もできると考え親の会を立ち上げました。

毎月1回、「語りの会」を開催しています。日頃の悩みや先輩保護者に聞いてみたいことなど気軽に話せる場です。また保護者以外の福祉関係者も必ず語りの会に参加してもらい、専門家からの助言や医療や福祉にも繋げられるようにしています。

語りの会から、今、このことがもっと知りたい、勉強したいという声を参考に学習会を開催しています。会員以外にも広く宣伝し、発達障がいへの理解を進めています。周りの理解、特に園や学校の先生たちに知識があったら、ここまで悪化することはなかっただろうにということが、本当にたくさんあります。ひとりひとり特性に合わせた支援が必要です。その為には親も先生たちにも知識を得て欲しいと願っています。

高校生以上の当事者の集まりの場所として、でこぼこの会を立ち上げました。高校からは、支援クラスがないため、小中と続いていた支援が切れます。本人、家庭からの問い合わせや要望を出さない限り、支援会議はありません。多くの公立の学校ではスクールカウンセラーが常駐していることはなく、月に1回程度巡回するだけです。困っていることなどを話したり、少し休める場所がありません。そこで、高校生以上の当事者が気軽に集まって日頃の悩みや、将来の不安、進路などを話したり、時にはボードゲームをして楽しんだりすることができる居場所が必要になりました。子供たちだけではなく、専門相談員も一緒に活動します。学校では緊張して過ごしている子どもたちもここでは、本当に笑ったり、自分の趣味の話を思う存分話したりして、本来の自分を安心して出せる場となっています。

毎年、4月2日~8日は世界自閉症啓発デーです。これに合わせて毎年啓発活動を行ってきました。発達障がいは見た目ではわからないため、様々な誤解を受けやすく、社会に出てから離職や心の病気、引きこもりなどになりやすいと言われいます。ひとりでも理解者がいてくれたら、うちの会社のあの子はもしかして、同級生のあの子はもしかして、と思ってくれるだけでも救われる当事者はきっといます。マイノリティーが生きやすい社会は皆が生きやすい社会になると信じて活動をしています。

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
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1.語りの会の時の託児費用

託児があれば、小さいお子さんをお持ちの保護者の方が参加しやすくなります。


2. 学習会・講演会の講師の謝礼金

コロナ前には年間3回~4回の学習会・講演会を開催してきました。日々変わる福祉、教育制度や学習のやり方などを勉強します。


教育・障害年金・医療・ストレスマネジメント・アンガーマネジメント・性教育・ビジョントレーニング・LDへの対応などテーマ別に講師を招いてハイブリット方式で開催。


3. 啓発活動費用

映画「みんなの学校」の上映&木村元校長先生の講演会

ブルーライトアップ(世界自閉症啓発デー)


4.当事者の子供の活動費用

保育園から小学生までのお子さん対象のイベント(忍者修行、運動会、工作)

中学生以上のイベント(ボードゲームなど)

https://ameblo.jp/sakuomusubinokai100

代表:水間理絵子

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