私たちの取り組む課題
世界中で、紛争のため住むところを失った人々の健康や教育、経済的な自立を目的としたプロジェクトをサポートしています。
なぜこの課題に取り組むか
近年の戦争や武装紛争で、世界中で毎日3万2千人もの人々の生命やコミュニティ全体が危険にさらされています。地球全体では、避難生活を余儀なくされている人々の数は6,550万人にのぼるとされていますが、その数は実際にはもっと多いと言われています。これは地球の人口の1%、そして日本の人口の約50%にあたります。
避難民は、私たちと同じように様々な職業や社会的地位を持った人たちです。医師であり、情報学科卒であり、教師あるいはアーティスト、農家、実業家、研究者、学生であって、そして子どもやその他様々です。また、私たちが欲しいと思うものを同じように必要としているのです。避難所や医療、子供や人々への教育、人間としての尊厳、そしてより将来を見据えることができる普通の生活を送りたいと願っています。RIJは、ほとんどの人が当然持つべきと考えているものを避難民たちが持てるよう支援しています。
寄付金の使い道
RIJが支援プロジェクトを選定する際には、コミュニティとサステナビリティ(持続可能性)を重視します。これは、継続的かつ広範に行き届くような方法で、プロジェクトがコミュニティ特有のニーズに効率よく対応するためには、避難生活者が暮らすコミュニティ全体の関与が不可欠だからです。同時に、対象コミュニティが資金援助に依存してしまうことなく、コミュニティ内で自給自足できる手段をつくりあげ、生活再建していくだけの強さを得るには、サステナビリティが重要になることも理由に挙げられます。