私たちの取り組む課題
戦後の日本、
地球からたくさんの資源が掘り出され、山の木が倒され、海からたくさんの魚が取りあげられた。
たくさんの食べ物が栽培され、食べるための動物が飼育され、物がどんどん作られた。
お金がたくさんあると物がたくさん買えるし、行きたいところへも行けるので
みんな確実にお金を稼ぐ仕事をするために会社に行って働いた。
女の人も会社に行って働くとお金を稼げるのでお母さんたちもどんどん会社に行き始めた。
子供を塾に行かせたり、誕生日やクリスマスにはプレゼントを買ったり、
少しでも幸せで快適な生活をするためにお金は必要だった。
物が豊かな時代に育った子供たちがやがて大人になり社会を支え始めた。
お金がないからと親元で暮らす若者が増えた。
お金がない?
でも気が付けば余った物が冷蔵庫で腐り、
使わなくなったバックが棚に仕舞われ、
一度着ただけの洋服がタンスの奥に押し込まれている。
気が付けばたくさんのボールペンや文房具が家のあちこちにちらばっていませんか?
床に落ちたクリップを捨てていませんか?
食べ物が腐らないように、たくさんの食べ物をしまえるようにと、
大きな冷蔵庫を買うようになったけど
物があふれたからといって冷蔵庫みたいに簡単に家は買い替えができない。
そこで「断捨離」を始める人が出てきたよ。
まだ使えるけど 自分はもう使わないから捨てる、ごみの日に出す。
燃えないゴミの日にだされた、きれいな傘、使った形跡のない小動物のかご、掛け時計、子供のおもちゃ。
出した人はまだ使えるものを出すときにどんな思いをされたんだろう。
目の前から不要品が消えすっきりしたかなあ?
こんなに地球が暑くなり、
雨がたくさん降り、
人の心が病み、
病人が増え、
いったい私たちどうなっちゃうんだろう。
そろそろ変わっていかなくちゃ。
だから私はピタゴラスを始めました。
物との関係を断ち、捨てて離れる「断捨離」から
豊かさにマヒした感覚を断ち、物に感謝して、今までの習慣から離れていく「断謝離」へ、
まだ使えるけど自分に必要ない「不要品」から
その物を必要としている誰かに渡す「富用品」へ
意識と行動を変えていこう。
今ならまだ間に合うよ。
物づくりで成長したすばらしい私たちの国 日本。
その歴史を変えていくのは私たち。
物を買わない、けちけちする、ってことじゃないよ。
戦中戦後、戦後物資がなくてしかめっ面しながら我慢した時代とは違い
豊かな時代だからこそ 今ある物を大切にするってことが笑顔でできる。
「もったいない」を世界中へ 「ありがとうの心」を地球へ この浜松から発信しよう。
「富用品」を暮らしに生かす 「ピタゴラスな生活」一緒にはじめよう。
なぜこの課題に取り組むか
循環し継続し 人類 地球 宇宙 すべてのものが永遠に存続していくための活動。
誰の心にもあるはずの「もったいない」を思い出し、物と想いをなげていく活動。
寄付金の使い道
富用品市「ピタゴラス」富塚の活動費