私たちの取り組む課題
⒈ 社会貢献はお金にならないという常識があること
社会貢献とビジネスを融合したソーシャルビジネスやクラウドファンディングのように、よりよい社会を願う気持ちにお金が集まる仕組みは少しずつ整ってきているように感じます。ですが、目に見える価値になる前の種のように小さな活動、純粋な想いや生き方は応援の対象になりづらいのが現状なのではないでしょうか?
⒉ "生活のための労働"により行動に制限が生まれること
まだ誰もやったことがないこと、価値が認識されていないことは、金銭的な収入につながりづらく、どんな場所で生活するとしても、どうしても一定のお金がかかってしまう現代社会では多くの場合、生活の一部を切り売りして生活費を稼ぐことを強いられてしまいます。
“ともかく大切なのは、まずは全ての人が頭の中で収入と労働を切り離して考えられるようになることです。つまり仕事をするために収入があるのであり、収入を得るために仕事をするのではないということです。”
「ベーシックインカム」をテーマにしたドイツのドキュメンタリー映画より
⒊ 応援される人とそうでない人に分断があること
私たちは、誰もが「誰かの幸せを願う善意」があると考えています。そんな善意がひとしく発揮される社会では、きっと一部の人たちだけが応援されるという構図もなくなるでしょう。
このプロジェクトは一つのきっかけづくりとして、「個人」を「お金」を通じて応援するという形をとっていますが、このプロジェクトが自然に広がった先には、応援される人とそうでない人との境目もなくなるはずです。一人残らず、誰もが豊かさを感じながら安心して生きられる世界を目指していきましょう。
なぜこの課題に取り組むか
私たちの周りには、自然と人間が調和できる社会、お金に対する不安のない社会、持続可能でみんなが支え合える社会など、「みんなが楽しく幸せに生きられる社会」を目指して活動する仲間がいます。こういった活動をもっと広げていきたい一方で、今の社会では金銭的な収入がないと暮らしていけないのも現実です。
本プロジェクトでご支援いただいた資金を通じて、彼ら、彼女らの暮らしを支え、生活のためだけの労働にしばられることなく活動の幅を広げてもらうことで、その先の未来に広がる幸せな社会を見てみたい。
そんな想いをもってこのプロジェクトは立ち上がりました。
そしてこのプロジェクトは、世界各国で導入が検討されている「ベーシックインカム」を、個人やコミュニティ単位で実践してみよう! という新しい試みでもあります。
よりよい社会づくりをする人の活動を応援したい方、このプロジェクトを通じて新しいお金の流れの仕組みづくりがしたい方、共感してくださった方はぜひ仲間になってください。
寄付金の使い道
プロジェクトを通じて、応援するメンバーの活動費として使わせていただきます。