私たちの取り組む課題
物価高騰などにより家計がひっ迫されている家庭も多い状況の中、子どもが病気やケガで長期入院した際の家族の負担は増しています。
付き添い入院をする母親の身体的・精神的な負担は想像以上に過酷な環境下であることはなかなか知る機会もなく、周りに助けを求めることも出来ず
一人で抱え込んでしまい孤立化している状況です。
医療の進歩により小さく産まれた赤ちゃんや病気を持って産まれた子が生き延びることができている一方で、福祉制度は何十年も改正されず時代に合った支援を受けれない状態でもあります。
また、障がい児認定の有無にかかわらず「特性のある子を連れての外出は周りの目が気になる。」「迷惑をかけるのではないか?」
と気にするあまりお出かけが出来ない。イベント等に参加するのも億劫になると言った声をたくさん聞いてきました。
特性のある子どもたちの居場所は少なく、多様性の社会の中で気軽に育ちあえる、楽しみ合える場所はまだまだ少ない現状があるように感じています。
なぜこの課題に取り組むか
我が子の子育ての経験から、子どもが病気入院した際の大変さや障がいを持った子の子育ての大変さを実感し、同じような悩みを持つ家族と共に課題を行政に届けてきましたが、すぐに問題解決できる案件は少なく、行政だけではなく、地域や社会を巻き込みながら活動を広めることで理解や支援を繋げていきたいと思っています。
多様性の社会が求められる一方で保育や教育の中での受け入れや必要な支援が十分にされていないと感じ、身近に障がいや特性を持った子たちと関わり合える場所を作り、まずは知ってもらう、感じてもらうことが一歩となるのではと考えました。
また、病気や障がいがあっても安心して生活や地域や社会と関わりが持てるよう、気軽に相談できる人や場所の存在が必要ですので、情報発信にも力を入れています。
寄付金の使い道
【団体の活動費として活用させて頂きます】
●オープンスペース開催
毎月第一土曜日に開催しているオープンスペースやミニイベントの運営費として使用
(障がいや特性のある子やそのきょうだい児、定型発達の子との交流、母親同士の情報交換できる場)
●付き添い入院サポート
お申込みのあった入院中のご家族へサポート品をお届けします。
一家族2000円程度のサポート品を無償提供(オムツや付き添い人の食べ物や生活品等)
配達スタッフの謝礼、交通費