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NPO法人

NPO法人共同の家プアン

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女性の支援をしたい

人権を守りたい

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ビジョン

DV被害等の緊急一時保護施設の退所後、女性たちの安全を確保して、切れ目のない支援に取り組みます。様々な課題を解決しながら、女性たちが自立した生活に向けて踏み出すことができる社会をめざします。

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私たちの取り組む課題

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ステップハウスって?

DV等被害や様々な困難を抱えた女性は、おおよそ2週間の緊急一時保護を受けることができます。その後、新しい人生を踏み出すためには、もう少し準備期間が必要なケースもあります。精神的、経済的な問題をはじめ、住まいの確保や就労など生活基盤を整えるための支援など、DV被害者等が中長期にわたる生活を安心して送ることができる施設(ステップハウス)を運営しています。


自立をめざして

女性たちの多くは、複合的で多様化する困難を抱えています。まずは安心して自立への道を歩めるよう、自治体の女性相談員と連携して日常生活の場を提供しています。心身の健康回復のサポート、自立に向けた住まい探しや仕事探し、地域で自立して生活するための制度に関する情報提供や手続きのサポートなど、女性たちに寄り添い、多岐に渡ってサポートしています。

また、女性たちの状況に応じて、地域で市民事業を運営する団体(高齢者介護の事業所やチャリティショップ)と連携して就労支援も行っています。


退所後もフォロー

退所した女性たちに対しても長期的かつ継続的な見守りや相談等を実施し、生活の安定を図るための支援をしています。そもそも、プアンに入所する女性たちは、頼ることができる親族や相談者がいない、頼ることを知らないなど、社会から孤立無援の状態にあります。精神的・知的に障害のある女性も少なくありません。自立していった女性の多くは近隣に居住しており、心身の健康や仕事、住居について、また行政窓口への同行等、必要に応じてサポートをしています。特にコロナ禍では、一人暮らしの女性にとって心身の不安は想像に容易く、連絡の可能な範囲で、給付金情報など伝えていきました。

なぜこの課題に取り組むか

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自己決定を尊重し、それぞれのペースで

自立への道のり

DV等被害者が一時保護終了後、すぐに住まいを確保し就労が決まり自立した生活を踏み出すことはまれです。離婚手続きや債務整理等が必要な場合、精神的・経済的にも負担が強いられることになるため、中長期的な支援が求められます。

入所者の気持ちに寄り添い、心身の回復を見守りながら、本人の自己決定を尊重しつつ、住まいの探しや就労支援等の中長期的なサポートが欠かせません。たとえば、親族にも頼ることができない女性にとって、緊急連絡先がないことから、住まいを探すことは容易ではありません。また、長い間社会から切り離されて生活していたことから、すぐに仕事に就くことが難しい女性もいます。

その間、福祉事務所との連携して生活保護等の福祉的制度を活用しつつ、今後の人生設計を見据えて、本人のペースで生活基盤を整えていくことになります。


人とのつながり、場所とのつながり

プアンは、築60年の戸建て住宅ですが、安全対策や建物の修繕も行って、家庭的な生活環境を整えています。

若い世代の女性の中には、子どもの頃から家族も含めロールモデルとなる大人が周囲にいなかったことから、将来の夢が描けなかったり、人とのコミュニケーションが苦手であったりする人もいます。また、知的に障害のある女性もいます。

長い間、相談できる人にもめぐり合えず、肉体的にも精神的にも暴力を受けていたことから、女性たちは皆、心身ともに深い傷を負っています。しかし、プアンで安心して日常生活を送ることから、少しずつ人との信頼関係を築いていくようになります。頼る人もなく孤立無援だった女性たちが、退所後もいつでも気軽に立ち寄ることができる施設でありたいと思います。プアンが「プアン(タイ語で友だちの意)」であるように。


施設は足りていない

これまで民間団体が運営してきた中長期的なステップハウス等もまた、入所から自立はもとより、退所後においても支援対象者に寄り添って切れ目のない支援を行ってきました。2024年4月から施行される「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」のもとにおいても、こういった施設が選択肢として地域に複数あることが望ましいと考えます。民間団体による特色ある中長期的な施設の役割はますます高まっていると言えます。


プアンの入所者データ

(2021年度の入所者)6人(DV被害:4人、居所喪失:2人)

(滞在日数)延べ日数 1032日

 3か月以内:1人、5~7か月:2人、8~12か月:2人

(年齢)20代:3人、30代:1人、40代:1人、50代:1人

(退所後のフォロー)必要に応じて適宜

(プアンの運営)横浜市の女性緊急一時保護施設等補助事業による補助金と会員会費および市民からの寄付で運営されています。補助金は、支援職員人件費、退所後支援事業に対するもので、家賃や建物に関わる経費に対して充てることはできません。

(主なDVの内容)

・精神的暴力:暴言を吐くなど、刃物で脅す、暴れて家具などを壊す、大切にしているものを壊す

・身体的暴力:殴る、平手で打つ、蹴るなど、体を傷つける可能性のあるもので打つ

・経済的暴力:生活費を渡さない、お金を搾取する

・社会的暴力:メールをみたり、電話をかけさせないなど交友関係を厳しく監視するなど

・性的暴力:性行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要する

・多くは何種類かの暴力が重なって起こります。

寄付金の使い道

共同の家プアンを継続していくために、寄付にご協力ください!

2004年からステップハウスとしてスタートした「共同の家プアン」。これまで約20年間に、130組の女性が利用してきました。2024年4月からは、困難な問題を抱える女性の支援に関する法律が施行されることになり、プアンのような民間支援団体の役割も欠かせないものと自負しています。


そのような時に、プアンの家主さんから土地家屋の売却のため、契約解除の申し入れがありました。20年前には、プアンが事業を閉じない限り使用は可能ということでしたが、家主さんが高齢になったことで、事情が変わってしまったのでした。急なことでしたが私たちも様々な可能性を検討し、家主さんとも交渉を重ね、最終的には事業をやめるか、この拠点を買い取るかの二者択一をすることに。

20年間の経験をつなげていくこと、自立の重要性を示す場であること、地域で培ってきた他団体との連携、これらはプアンの財産であり、今、プアンをやめるわけにはいかない!継続していこう!ということで、現在のプアンの土地・建物を家主さんから購入する決断をいたしました。

女性の自立支援のための施設の数は充分ではありません。また、貧困ビジネスがはびこるなど、社会的弱者の自立はますます難しくなっています。プアンをはじめとした民間支援団体の事業は、女性支援の課題解決のモデルとして重要です。


土地・家屋の購入価格は1800万円。内部留保と関係者の寄付により1000万円は確保できたものの、800万円が足りません。そこで、直接これまでの支援者の方々にも寄付をお願いしていますが、もっと広く、プアンの活動に共感していただける皆さまにも寄付を呼びかけさせていただきます。

DVの被害や困難を抱える女性たちが自立に向けて、プアンで安心して生活基盤を整えることができるよう、あなたの力を貸してください!



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