私たちの取り組む課題



多胎とは、1回の妊娠で2人以上の胎児を同時に妊娠・出産することをです。
- 日々の生活が慌ただしく外出の準備に多くの時間や労力を要します。また外出先で2人の対応を一人でしなければならない負担が大きく外出そのものに精神的な負担を感じています。
- 切迫早産などのリスクが高く長期入院になるケースも少なくはありません。出産後体力が回復しないまま二人以上の子育てが始まるため身体的負担も大きくなります。
- 外出先では施設の駐車場やトイレなど場所によってはふたご用のベビーカーが通ることができず利用することが物理的に困難な場面があります
- 支援を受けたいと思っても対応できる支援体制や人材が不足しており、支援を断られてしまうなど社会資源の不足という問題もあります。
なぜこの課題に取り組むか


双子や三つ子などの多胎育児は、子どもが一人増えるだけではなく、「同時に複数の命を育てる」という特有の悩みや困難があります。
多胎児を生み育てていくことは単胎児に比べ4倍大変で、虐待死は単胎に比べ2.5~4倍多いと言われています。
授乳や寝かしつけ、外出、受診など、日常のあらゆる場面で一人では対応が難しいことが多く、それでも「頑張るしかない」と無理を重ねてしまう人は少なくありません。
特に初めての出産が多胎の場合、出産がゴールになり産後の生活がイメージできない人も多くいます。
しかし、多胎育児に特化した情報や相談先はまだ少なく、「どこに相談したらいいかわからない」「同じ経験をした人に会えない」という声を多く耳にします。
また、多胎家庭は外出そのもののハードルが高く、地域の子育て支援や交流の場へ参加しづらいという現状があります。その結果、家庭だけで悩みを抱え込み、孤立してしまうことも少なくありません。こうした孤立は、保護者の心身の負担を大きくし、産後うつや育児不安の深刻化につながる可能性もあります。
だからこそ私たちは、多胎家庭が安心して集まり、同じ経験を持つ仲間と出会い、気軽に相談できる居場所をつくり続けています。
「自分たちだけじゃなかった。」
「困ったときは頼っていいんだ。」
そんな安心感が、多胎家庭にとって何より大きな支えになります。
さらに、妊娠中から参加できる交流の機会や、多胎育児に必要な情報発信、専門職や地域との連携を通して、妊娠期から子育て期まで切れ目なく支えられる環境づくりを目指しています。
多胎にやさしい社会はみんなにやさしい社会になります。
私たちは、「一人で抱え込まなくていい」と伝えられる社会を、多くの皆さまと一緒につくっていきたいと考えています。
支援金の使い道



家族みんなが笑顔で多胎育児に向き合うための活動をこれからも継続していきたいと思っています。
- 活動に使用する会場費
- 謝金(外部からの講師やボランティアの方の交通費や謝礼)
- 印刷費や制作費などの雑費
- 岡山県のプレ両親学級の開催
- 双子の出生数の少ない地域での交流会の開催やピアサポート事業の展開
- 岡山県内の各地域の多胎情報の発信

