ハートフル・ポートの画像
nameのロゴ

NPO法人

ハートフル・ポート

寄付する

子どもに教育を届けたい

2人のフォロワー

ビジョン

本当の豊かさとは―― 子どもたちの未来のために、住みやすいまちをつくるために、私たち自身のこれからの生き方を考えるために、誰もが安心して新しいことにチャレンジしていける機会をつくります

もっと見る

私たちの取り組む課題

私たちの取り組む課題の画像
私たちの取り組む課題の画像
私たちの取り組む課題の画像

「ここ来ると、めっちゃホッとするんだよね」

いつもハートフル・ポートに来てくれる中学生がポロリと言ってくれました。


家にも帰りたくない、学校にも行きたくない、でもここだったら来られるという子たちが増えてきています。わざわざ遠くからここまで歩いて来る子たちもいます。ここに来た子ども達は自分の家のように自由に過ごしています。昼寝をする子もいます(笑)。

親戚のおばちゃんの家に来て過ごしている感じ――


子ども達が感じる今の社会への違和感

大人が少し困ると思うような言動をする子は、その背景に子ども自身だけではどうすることもできない何かを抱えていて、自分の中にある違和感を言葉にすることができずに、ひとりでもがいているように感じます。


時代と共に子ども達を取り巻く環境が大きく変わってきた中でのコロナパンデミック。この3年の間に子ども達の心に大きな変化をもたらしていることは事実です。

いろんな規制を受け、自由を奪われた彼らにとって、今の社会は理由もなく生きづらさを感じる場になっているのかもしれません。

自分でもよくわからない違和感をどこにぶつけたらいいのかもわからず、不安や孤独感を自分自身の中に押し殺し、学校にも行けない・行かない選択をし、その結果行き場を失って家に閉じこもっている子が増えているように思えます。



自分が自分でいい場


そういう子たちは、他者との関係で傷つくことを恐れ、ありのままの自分ではいられなくて、自分に自信を持てずに自己肯定感がとても低くなっているようです。


実は、これは子どもだけに限ることではない気がするのです。

これまでの9年半、カフェを運営してきて感じることは、どの世代でも人と人とのつながりを求めていて、自分を受け入れてくれる場を求め、ありのままの自分になれる居場所を求めているということ。



カフェで起こる化学反応


ハートフル・ポートにはいろんな事情を抱えた方も集まってきます。「カフェ」という場がそんな方たちにとっての受け皿となりうるのは、ここが誰でも来られるオープンな場だからです。


一杯の珈琲を片手にホッとできるひと時。ここで初めて出会った人とも気軽に会話が始まり、その会話の中から何か新しいつながりに発展したり、何かにチャレンジするきっかけが生まれたり、そしてそれが地域の課題解決へと発展したり……。

認知症の方もその方の才能が発揮される場にもなり、活躍でき、自信がつく場。いろんな化学反応が起きるのを見ていると場のチカラの大きさを感じます。


なぜこの課題に取り組むか

なぜこの課題に取り組むかの画像
なぜこの課題に取り組むかの画像
なぜこの課題に取り組むかの画像


子ども達が育つ土壌を作る


かつては、多世代が一つ屋根の下に暮らし、ご近所同士のつながりも強く、いろんな人たちにもまれながら子どもたちは育ちました。子ども同士もいろんな絡み合いの中で年齢に関係なく遊びを通して育ちました。その中には、強い者もいれば弱い者もいて、でもその上下関係の中でお互いを労りあう関係性があり、いろんな経験をすることができました。


今の子どもたちに圧倒的に足りていないのは、この多様な経験なのです。


人と関わることが減ってきたからこそ、人と人とのつながりを大切にし、いろんな人の中で子ども達がもまれて育つような場をつくっていく必要があると感じます。



まち全体を子ども達の居場所に


私たちハートフル・ポートが設立当初から大切にしてきた、人と人との温もりを大切にしたカフェの運営に加え、2023年4月からは、子ども達が地域で育つ環境づくりにも力を入れています。子ども達の可能性を伸ばし、その閉ざされた小さな種から芽が出るよう、「soil(土壌)~子どもの居場所ネットワーク事業~」を進めています。


私たちがNPOとしてまず進めていることは、地域に子どもたちが立ち寄れる居場所をあちこちに点在させ、いろんなところでいろんな経験をできる場をつなぎ、ネットワークを作ることです。


この地域には、すでにいろんな場があり、それぞれが個別に活動をしています。それぞれの持つ場の強みを生かし、さらにお互いの情報を共有しあい、さらに新たな場を増やしていきながら、子どもたちの居場所をまち全体に広げていく予定です。



私たちが目指していること


ワクワクする気持ちを大切に探求心を深め、いろんな体験ができたり、知らない世界に触れ新しいことにも挑戦したり、ICTの活用について学び実践したり――私たち大人もそれを楽しみ、いろんなことにチャレンジしていきます。


土の中にはいろんな雑菌や虫、微生物などがいるように、地域にもいろんな人がいて、経験豊富な大人たちがたくさんいます。植物が元気な芽を出すためには雑多な微生物のいる土が必要なように、子ども達が芽を出すにも地域のいろんな方の存在が不可欠だと思います。そんな地域の方に人生経験を活かして先生になってもらったり、あるいは私たち大人も子どもたちからたくさんのことを学びあえるような、自由な土壌を育んでいきたいと思っています。


子どもも大人も自分がありのままの自分で居られて、何よりも安心して居られる居場所をつくる。そのうえで、自分にでもできることにチャレンジできる場を提供し、それを応援しあえるような関係を築いていきます。


子ども達は未来を作る大切な存在です。10年後、20年後、どんな未来になるかは、この子どもたちがこれから希望と夢をもっていけるかどうかが大きく影響します。子ども達が自分たちの未来を切り開いていけるよう、ほしい未来を自分たちで創っていけるよう、想いに共感していただける方とのつながりを大切にしていきたいと思います。子どもにとって居心地のいい地域は、他者に対する思いやりのある社会。私たち大人にとっても居心地のいい地域社会を作ることにつながると信じています。

寄付金の使い道

寄付金の使い道の画像
寄付金の使い道の画像
寄付金の使い道の画像

誰もが安心して過ごせる居場所を作り、みんなのチャレンジを応援し合い、まちのあちこちに希望が灯る居場所を増やしていくための活動資金に使わせていただきます。


子どもにとって居心地のいいまちは、大人にとっても住みやすいまちです。いろんなところで声を掛け合い、顔なじみが増えるようなまちづくりを進めるための運営資金として、大事に使わせていただきます。


どうぞ、本活動にご賛同いただき、ご支援のほど、よろしくお願いします。


■ネットワークの拠点は、現在6か所(2023年12月現在)。今後まちの中に子ども達が安心して立ち寄れる居場所を増やしていきます。

仲間たち|Partners ~ NPO法人ハートフル・ポート (npo-hfport.blogspot.com)


〒2410824

神奈川県横浜市旭区南希望が丘58

0457778159

https://npo-hfport.blogspot.com/

代表:五味真紀

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
  • 掲載希望団体の方へ
  • P2Pファンドレイジングを知る
  • ご利用可能な画像素材
  • 運営会社
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約 (一般の方 / 掲載団体)
  • 特定商取引法に基づく表記
関連サービス

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved