私たちの取り組む課題
■シェルター準備
虐待やDV、また喧嘩やその他の理由で居場所に困っている子どもや大人たちが頼ることができるシェルター開設を目指して活動しています。現在はシェルターの住環境(寝具や着替えといった生活必需品)を整えています。
■無料相談
虐待やDV、また喧嘩やその他の理由で居場所に困っている子どもや大人たちから寄せられる相談に対し、支援団体の存在を紹介したり、必要に応じて支援団体と連携したりしています。
なぜこの課題に取り組むか
昨今、家出をした児童が事件に巻き込まれるニュースが後を絶ちません。その背景にはスマートフオンやポータブルゲーム機などから容易にインターネットを利用できるようになったことが挙げられます。
現在の日本には、家出した児童が身を寄せる公的施設がありません。その結果、当人を匿う第三者を探すことを目的とした「神待ち掲示板」などのインターネット掲示板やスマートフオンアプリを介して容易に第三者と連絡を取り合い、本人の意図しない事件や出来事に巻き込まれています。
「身を寄せるところが無い」という問題は、正規の職に就くことができない大人にも当てはまります。十分な衣食住環境を整えることができない彼らは日雇いや短期のアルバイトにしか就くことができず、就職活動をする余裕がありません。そのため衣食住環境が整えられないという悪循環に陥っています。
仮り暮らしは、家出した児童(家出をする可能性のある児童も含む)を保護することでこれらの危険から守り、「どうして家出につながったのか」という問題を根本から考えることで家出につながる問題を解消すること、また、労働意欲があるにもかかわらず就職することができない大人に労働環境を提供し、十分な衣食住を整えられるようにすることを目的に設立いたしました。
寄付金の使い道
現在、仮り暮らしは住環境は整いつつありますが、遠方から頼ってこられる方の交通費や、ご利用になる方ご自身の携帯電話代・滞在中の交通費・被服費といった「ご利用になる方向け」の資金が不足しております。いただいた寄付金はこれらの不足金に充当いたします。