事業の目的
残暑の厳しい2020年の9月。『てて』は西東京市の某所で保護された仔猫でした。
体重は1.54kgで、ボロボロのガリガリ。一目で健康状態が悪いと分かる様子でした。手足は真菌でハゲだらけ。栄養状態も悪く療養が必要でした。
中でも酷かったのが口の中でした。カリシウィルスと栄養状態の悪さから細菌感染を起こしてしまい歯がダメになってしまっていました。
病名は『若年性歯周炎』です。仔猫で歯がダメになってしまうのはかなり珍しく、病院の先生も「初めて見た…」とおっしゃっていました。
これまでの活動
保護されてから2ヵ月の療養を経て、真菌はすっかりキレイになりました!体重も3㎏まで増えて、見た目もふわふわになりました!
1度、譲渡会には参加したのですがお申込みはいただけず…。リスクや病気がある子はどうしてもお申込みをいただき難いのが現状です。
今後も口腔内の環境を改善しつつ、新しい家族を探していく予定です。
事業の必要経費
現在は治療や去勢手術を終えて、預り宅で保護猫生活を送りつつ新しい家族を募集中です。
口内環境はかなり改善しましたが、やはり歯の寿命は短くいずれは抜歯が必要になるそうです。