私たちの取り組む課題
虐待相談件数は年々増加しています。
令和3年度は207,659人
大阪府は全国ワースト3番目の14,212人になっています。
★令和3年度の虐待死亡事例を見ていますと
亡くなったのは「0歳児」32人(65.3%)
加害者は「実母」32人(59.2%) 「実父」4人(8.2%)
この数字からも、ママの産後サポートの大切さを感じます。
「親の孤立」がストレス を抱えこみ、
虐待に繋がる大きな要因になると考えています。
「親の孤立」は貧困、 ワンオペ育児、離婚、産後うつ、
援助者がいない、 などの理由によります。
にこにこエプロンの家庭訪問を利用された方は、
孤立感がある、 親自身の心の安定のため、親自身の体がしんどかった 、
ワンオペ育児などの理由で利用されました。
ストレスを抱えていても、子育て支援センター の窓口に来ることのできない家庭こそ
が、最も支援が届かず虐待のリスクが高いと言えます。
虐待がおこってからではなく、
孤立を防ぐ、必要性を痛感しています‼
なぜこの課題に取り組むか
虐待がおこってからではなく、
孤立を防ぎ予防する、
虐待死亡事例では0歳児の死亡が65%という高い割合です。
産後のママ達のしんどさが伝わってきます。
私達は虐待予防に効果的な訪問型子育て支援員の養成講座(NPO法人O`hana 親と子の絆を育むお手伝い)を受講しました。そのプログラムの中で、乳幼児期に親と子の愛着の絆を育むことの大切さを学び、ママ達のお手伝いが出来たらと願って、おばちゃん3人で「にこにこエプロン」を立ち上げました。
豊中市の地域創成塾で学び、やがて豊中市桜塚のほんわか助産院院長と知り合い、2021年12月には、NPO法人として認可され本拠地をほんわか助産院としました。現在はとよなか夢基金助成金を連続で頂きながら活動を続けています。
コロナ禍の中リアルでの活動が制限される状況ではありましたが、活動を続けました。コロナ禍で出会うママ達は、「久しぶりに大人と話せて良かった」と言ってくれコロナ禍の出産、親の援助が得られない、市の居場所の閉鎖など、しんどい気持ちをたくさん語ってくれました。
活動は
家庭訪問、子育てひろば、子育て相談、NAGOMIキッチン(おうちでご飯作り)
講座(孫育てのすすめなど、支援者向け)
活動を通じて、ママ達が弧立しないように、しんどい時期を乗り越えて、
子育てが楽しい、親と子の笑顔が増えるように活動を続けていきたいと思います。
寄付金の使い道
家庭訪問(訪問費用)
子育てひろば(講師謝金、ボランティア謝金、部屋代)
講座(講師謝金、ボランティア謝金、部屋代)
活動運営費