私たちの取り組む課題
机はすべて同じ方向を向き、同じ教科書を使い、同じ宿題を出され、同じテストを受け、運動会では同じ種目に参加し、音楽会では同じ歌を歌う。
「みんなで」を前提としたクラスと、且つその枠組みに入りきれないこどもが居心地の悪くなる現行の公教育のあり方に疑問を持つ人はいませんか?学校は誰のためにあるのでしょうか?
そうした日本の現状を認識する一方で、当然のものと思われている宿題やテストを廃止するなど新しい試みによって、結果として学力レベルの向上やクラス環境の改善につなげた例があるのを知っていますか?
国内外の様々な教育に関する取り組みを知り、その情報をより多くの人と共有し、保護者が学びを得ることで、こどもたちの環境改善を希求する流れを起こし、
最終的には池田町の公教育を変えていきたいという目標を、私たちは持っています。
その目標は、創設メンバーのこどもたちが恩恵を受けることを前提としており、スピード感を持って取り組むという姿勢を、様々な場面で共有していくつもりでいます。
なぜこの課題に取り組むか
主体的な学びを謳う新学習指導要領が改訂実施を控えている今こそ、学校を本当の意味ですべてのこどもが主役の場にしていくチャンスです。
池田町の公教育をこども達の主役の場にすること。
この実現が叶えば、周辺地域へもその動きは波及していく可能性があります。
実際に、私たちの主催する上映会を通じて、保護者の学びの場を作っていこうという人たちが少しずつ現れ始めています。
保護者が教育について学ぶことにより、こどもたちが輝く学びの環境作りをより主体的能動的に進めていける後押しとなる、そういった実績が各地で増えていくことで、公教育のあり方が変わっていく、そんな未来像も思い描いています。
大きなことを動かすためには、たくさんの人の力が必要です。
どうか、こどもたちの輝く笑顔のため、楽しい毎日のため、明るい明日のため、お力をお貸しくさい。
寄付金の使い道
学びに役立つ映像資料の準備や、各種ワークショップ時に配布する資料やチラシの作製費用などの実費として活用させていただきます