私たちの取り組む課題
北海道新聞野生生物基金では、大人から子供まで、楽しみながら自然を体験できる事業や北海道の自然の素晴らしさや、失われようとしている自然の実状を共に考えてさまざまな活動に力を入れています。
○普及啓蒙
- 北海道の自然の素晴しさと失われつつある現状をイベントなどを通して共に考えていく事業です。
○活動体験
- 大人から子供まで、楽しみながら自然を体験していただくための事業です。
○コンテスト
- 北海道の野生生物の写真や、子供たちの自然観察をテーマに作品を募集し表彰しています。
○出版
- 野生生物保護の啓蒙を目的に自然情報誌「モーリー通信」を発行しています。
○調査
- 1997年から5年ごとに全道一斉の花の調査「北海道フラワーソン」を実施しています。
○助成
- 北海道の自然保護にかかわる活動を行っている団体・個人を助成しています。
○収益事業
- オリジナルカレンダー WILD LIFEなど3種類のカレンダー販売を行っています。
ロゴの生き物は、森を守る不思議な生き物「モーリー」です。この愛称は、1993年に道内各地から集まった5200通もの応募作品の中から選ばれました。デザインは、自然の大切さを訴え続けた故手塚治虫氏の遺志を継ぐ手塚プロダクションです。
なぜこの課題に取り組むか
地球規模で気候変動が起こっています。国内では数十年に一度のゲリラ豪雨が毎年のように発生し、海外でも各地で干ばつや洪水が発生しています。このような自然環境下、北海道の大自然に生きる生物を守る活動を通じて、ささやかながらも抗い続けることが必要と考えています。
寄付金の使い道
北海道の大自然を記録し残していくため、北海道に生きる野生生物の保護・保全や調査に取り組む団体・個人への活動費助成、北海道の自然や生き物のすばらしさと現況を伝えるフォーラムや、自然を守る意識を醸成する自然情報誌の発行やコンテストなどに使います。