私たちの取り組む課題
こども食堂を実施したいと考えたときに一番困ったことは「場所の問題」でした。
公的な場所、地域の自治施設、区役所、学校、協会など、様々なところを探しましたが、アクセスしやすさ、場所の利用料など良い回答に行き着きませんでした。
さらに保健衛生センターから「不特定多数に食品を提供する場合は届け出か許可が必要」ということで貸会場での実施が実質不可能となりました。
そんな時「京都市の公園で子育て世帯を対象とするイベントには無料貸し出しできる」という情報と「キッチンカーなら場所を問わず、食品を調理提供できる」という情報が私のもとにきました。
急いで自宅にあった軽自動車をDIYで改造して、キッチンカーをつくりあげました。
構想から2ヶ月で無事京都府一円での営業許可もおり、晴れて公園でこども食堂を開催することとなりました。
なぜこの課題に取り組むか
こども食堂の多くは飲食店や集会所といった閉鎖的な場所ですが、なれるまでが入りづらいのではないか、と個人的に想いました。どんな人がいるのかな、どんな人が作っているのかな、こっそり外から中を覗いてみようか。公園で実施すればそういった不安もなく、気軽によってもらえると思ったので公園で実施しました。
実はもう一つねらいがあります。それは「親子で公園で遊んでほしい」という想いです。親子でおでかけしようとしたら、準備が大変、しかもお弁当となるとお母さんの足が遠のくのは当然です。でもご飯を用意しなくてもいいなら、遊んで、ご飯食べて、帰ったら寝るだけ、、、素敵じゃないですか?
こどもは公園に遊具がなくても、雑草や川辺で多くの発見をしたり、走ったりするだけで大満足なのです。そんなふうに過ごしてほしいという思いがあります。
支援金の使い道
こども食堂運営に関する経費
・食材購入費
・会場費
・宣伝広告費
・燃料費
・謝金
・その他こども食堂運営に関わる支出