私たちの取り組む課題
人口が急激に減少している現代。
住み慣れた集落に暮らし続けたいという思いとは裏腹に、それが叶わない場合も多くあります。いざ集落から人の姿が少なくなると、喪失への恐れや寂しさ、続いてきた伝統を絶やす罪悪感や後ろめたさなど、将来に対して不安がつのるのではないでしょうか。
日本列島は、そんな「変化の過渡期」を迎えています。
人口が減ってきたから活性化を頑張ってみると。それは素晴らしいこと。
しかし、もし人口が増えなかったら?集落に人が住まなくなったら?
その点を直視し議論する場が少ない現状があることは大きな課題と言えます。
なぜこの課題に取り組むか
「限界集落」や「集落消滅」。
これらの言葉の印象ってどんなものでしょう?
寂しさ、喪失の不安、伝統を絶やす罪悪感を連想してしまいませんか。
だからこそ、目を逸らしてしまいそうになりませんか。
しかし、これは集落の在り方が「変化」しているだけに過ぎないとも言えます。
暗い寂しい雰囲気では、集落の将来についての話し合いは成り立ちません。だから、明るい未来になるように、みんなが前を向けるように。
「寂しい」という感情は、その地域に愛着がある証拠。
その思いは大切にしつつ、一方で、現実的な意思決定も行う。
そのために、思いを整理する機会・安心して腹を割った話ができる場を作る。
そんなきっかけづくりが出来たら、住民自身が納得のできる選択肢をとれるのではないか?
それが私たちの仮説であり、願いです。
「変化」を恐れず否定せず、受け止められる社会へ。
「変化に もっと優しく」なれる社会へ。
寄付金の使い道
私達は「変化」を恐れず否定せず、受け止められる社会を目指しています。
現状、活性化の成功事例に光があたり、過疎化によって先細っていく現実はタブー視され、そして光が当たらぬまま、何を望んでいたのかもわからぬまま無住化してしまいます。
このような断絶は社会的な大きな損失であることはもちろん、そこに根ざしていた人々の暮らしを紡げぬまま、忘れ去ることと同義です。
これから訪れる変化の過渡期に対して、私達は目を逸らすことなく向き合い、地域に根ざす人々が納得のいく未来を描けるよう、伴走します。
皆様のご支援が、私達を現場に届ける足になります。そして、世界の中でも最先端の課題に向き合う力になります。
参画したいけど、時間がない、自分の故郷も他人事ではないという方も、今は行動に起こせなくても、寄付というご支援で私達に託していただければと思います。
個人・法人問わず、皆様のご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
1万円集まると・・・
村民集会を東京開催できます!
ムラツムギ有志メンバーの立て替えによって運営が成り立っていました。持続的な啓蒙活動、議論の機会が必要です。
10万円集まると・・・
オフラインでの村民集会を地方で開催できます!
今まで、ムラツムギVillage主催の定期イベントである村民集会は東京でおこなってきました。
もちろん、お集まりくださるみなさんが見てきたもの、感じてきたものをベースに議論やワークショップを行うため、新たな気付きや発見が生まれる機会であることに間違いはありませんが・・・
現場に根を下ろす生活者や現場で働いている方と議論することにこそ、私達の存在意義があります。
また、他地域の事例や学術的な知をすぐに活かせるのは東京の生活者ではなく現場の生活者です。
リアリティある議論や新たな発見が期待できる、村民集会地方開催を定期的に行います。