私たちの取り組む課題
日本の国際化の進展と外国人就労開放に伴い、年々日本に居住する外国人が増加しており、特に都区内でも豊島区は外国人居住者の比率が高い状況にあります。特に出産前後の外国人女性にとっては異国で病院・役所への手続きは言葉や文化風習の壁があり、また気軽に相談できる相手もいないため孤立しがちで正しい情報がないまま出産を迎えている状況です。今後ますます在日外国人が増加する状況でこのような課題を解決する必要があります。
なぜこの課題に取り組むか
私たちNPO法人Mother’sTreeJapanは都内でも特に在日外国人が多い豊島区で活動しております。
私たちは自身が日本で出産を行った外国人母親や、助産師、保育士など産前産後の経験豊富なメンバーが揃い、行政ではサポート出来ない様な細かなサポートを行っていきます。
寄付金の使い道
1.外国人女性の為の母親学級の運営費
妊娠中の外国人女性にとって、日本での母親学級への参加は言葉の壁、文化風習の壁など気軽に参加できるものではありません。
Mother’sTreeJapanではそんな外国人女性の為に、やさしい日本語及び母国語による母親教を開催します。
外国人には有料の市区町村が多い母国語の母子手帳の配布、病院でのやりとり、区公共施設などの利用方法の説明や、産前の体ケアなどについて、日本の文化を押し付けるのではなく対象者の文化風習を考慮し、尊重したサポートを心がけます。
母親学級の開催にあたり、設営運営資金、配布資料作製費、母子手帳購入費、会場運営スタッフ・通訳スタッフへの人件費として使わせていただきます。
2.啓蒙活動のための動画制作費
Mother’sTreeJapanでは国際都市豊島区ならではの多文化共生を活動の柱としております。
外国人が日本の文化・風習を理解する、また逆に日本人が身近にいる外国人の文化風習をお互いに理解できるような動画を製作しています。
ご支援いただいたお金は動画制作費として使用させて頂きます。
3.外国人妊婦のための寄り添いサービス事業運営費
Mother’sTreeJapanでは外国人妊婦のための寄り添いサービスを行っております。
些細なことから産前産後の悩みをLINEで気軽に相談できる仕組みと、実際に病院・区公共施設への付き添いのサポートを行います。
本事業にかかるスタッフの人件費として使わせていただきます。
Mother’sTreeJapanではご支援いただいた金額のみならず、年度ごとの決算書をHPで公開し、どなたでも確認していただけるよう情報を公開します