私たちの取り組む課題
2018年度のデータでは、小中学生の不登校生は全国で16万4528人いることが分かっています。
6年連続で増加しており、少子化で子どもの数が減る一方で、不登校生の数・割合は過去最高となっています。
不登校の子ども達を取り巻く環境や周りの認識は徐々に変わっており、安心できる環境で自分の力を伸ばす多様な学びを、多くの人が認め応援してくれるようになってきましたが、実際にそういった環境が十分にあるとは言えません。
なぜこの課題に取り組むか
盛岡ユースセンターは、フリースクールという学校以外の学びの選択肢が、現実に地域社会にない状況を変えるため2010年に活動をスタートしました。
私立学校などと違い、行政からの補助もなく、経営的にも難しい中ではありますが、必要としている子ども達や保護者との多くの出会いから、自分たちが取り組まなければいけないと考え、地域における先進事例を作り続けてきました。
子ども達の持つ力を信じ、寄り添いながら学習と居場所、新しい体験へのチャレンジなど、子ども達の「今」と「これから」を応援する体制を作り続けるため、活動を続けています。
寄付金の使い道
いただいたご寄付は、地域の中で、フリースクールを利用したい子ども達をより多く受け入れるための人員の確保、教育活動や設備面の充実などに活用します。
また、経済的理由で理由が難しい生徒が通えるようになるための「奨学制度」の設立のためのにも使用したいと考えています。