私たちの取り組む課題



1)豊かな森を守り未来を守る(荒廃した里山を復活し、維持する)
南会津町高野地区には豊かな森が広がっています。
理事長の星義道さんが2011年から地道にこつこつと進めてきた森づくり「じね~んの森」。2019年からは「じね~んの森」を中心として、それを高野地区内の国道400号線、林道高野赤土線、白桑山林道に囲まれた約10kmの内外地域に広げた「高野癒しの里プロジェクト」を開始し古道を調査し里山の復活に取り組んでいます。
2)豊かな森を活用する
森林には8つの役割り・効用があると言われています。
二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐ「地球環境保全機能」や水を蓄え、水害を防ぐ「水源かん養機能」、生き物のすみかや生態系を守る「生物多様性保全機能」や癒しや安らぎを与えてくれ、我々が気分をリフレッシュして健康維持に役立つ「保健・レクリエーション機能」など。
これらの効果を感じ、生かせる
・日本の原風景や田舎暮らしを楽しめる空間
・仕事の疲れを癒し、活力を取り戻せる空間
・日本の自然・食・文化をじっくり感じることの出来る空間
を整備して地元の方はもとより、会津田島駅から近いという地の利を活かして、都会の方や外国の方々にも利活用して頂けるよう、年間を通したイベントを実施しています。
なぜこの課題に取り組むか



高野癒しの里プロジェクトでは更に新たな古道の調査や整備を進めていますが、しかし一旦復活した古道や広場も維持するためには相当の労力や維持費が必要であり、現時点では残念ながら再び荒れつつある道があるのも現状です。
そのため、労力面ではワーケーションの仕組みを利用して、多くの都会の方々を中心に森林の中での癒し効果を満喫して頂きながら合わせて労力を提供して頂く取り組みを検討。第1弾として2025年2月の「第6回高野の雪まつり2025」から「雪まつりワーケーション」をスタートしました。
また資金面では当初の開発過程では補助金等を活用して行ってきましたが、森林を活用したイベントだけではこれからの森の維持費を捻出することは困難な状況であり、新たな施策を検討する必要があり、その1つとして森林の大切さや地域の課題解決にご協力を頂ける方々に寄付をお願いできないかと考える次第です。
寄付金の使い道



ご寄付いただいた資金は以下の用途に使用させて頂きます。
・運営費全般(荒廃地や道の普請・整備費用、関連物品購入費等)
・各種イベント開催費用補助