私たちの取り組む課題
■障害者クライミングの普及活動と社会における多様性理解の促進
障害者クライミングの普及活動は、障害者の障害スポーツとしての運動機会拡大につながります。
また、クライミングの特性として、障害、年齢、性別、文化などの違いに関わりなく誰もが共に楽しめることができ、取り組む人々に身体的、心理的、社会的効果があり、クオリティオブライフの向上や、障害者と健常者の相互理解、社会における多様性理解の促進に寄与することができます。
なぜこの課題に取り組むか
■ユニバーサルな社会の実現のため
障害、年齢、性別、文化などの違いに関わりなく、それぞれの人が社会の一員として支え合う中で、安心して暮らし、一人ひとりが自分らしく生き、持てる力を発揮して元気に暮らすことのできる社会を指しています。
■クライミングがもたらすもの
2020東京オリンピックでは「スポーツクライミング」と言う種目名で競技が開催され、日々マスコミでも取り上げられることが増えたクライミング。
しかし、元々勝ち負けや早い遅いなどを問わず、手や足など人間が持っている能力だけを用いて自然の岩や人工の壁を登るスポーツのことを指します。
運動経験や力の有無はもちろん、子供も高齢者などの年代、性差、障害、国籍、宗教などを超えて、誰もがそれぞれの目標に向かい、共に楽しみ、悔しがり、笑い合える。クライミングは、そんな「あるべき社会の縮図」とも言える多様な人々が空間を共有できる稀有な生涯スポーツなのです。
寄付金の使い道
■障害者がより参加しやすい環境の整備のために
より安全に参加できる用具・備品の整備
スクール開催地等への、より容易な移動手段の確保
積極的な普及・啓発活動のために
■認知度向上のための広報活動
リハビリ施設・学校など各種障害者施設での体験会の企画・開催
関係者・団体に向けて体験会の企画・開催
常設体験施設の設置
活動の全国展開のために
■インストラクター・ボランティアの確保
交流の促進と当事者への広報活動
■ボランティアスタッフの育成・確保のために
トレーニング・講習会の開催
■安定的、発展的な組織運営のために
事務局運営経費