私たちの取り組む課題
一般社団法人R5m フリースクールみんなのプロジェクト学校は、
私の息子の不登校がきっかけに生まれました。
学校に行けなくなるといわゆる国語、算数などの科目の勉強に触れることができなくなります。
その他にも友達と過ごす事、
遠足や校外学習、体験学習、社会科見学、運動会、音楽祭などの体験学習に参加することも難しくなります。
学校に行かないとこれらの事は全て親が計画をたてサポートしていかなければなりません。
特に体験する学びは親だけのサポートだけでは難しいと思っています。
色々な体験を通し、子供達は自分が何者なのかを知り、
自分の好きを見つけ、自立していきます。
学校に行けなくても、
たくさんの人に出会うことで、たくさんの考え方、生き方に触れて自分の好きを見つけていってほしい。
たくさんの面白い人たちに可愛がってもらい、楽しく面白く学んでほしい。
そのため
100人の面白い人に会う機会を作ること
を理念に運営しています。
加えて学校に行かないと、お給食も食べられなくなってします。
現在は共働き家庭がスタンダードになっています。
お留守番できたとしても誰がお昼ご飯を用意するのでしょうか?
小学生、低学年の子どもが1人で火を使うことはとても危険です。
小さな子どもは何を食べているのでしょうか。
子どもが1人で食べている姿を想像してみてください。
行けるものなら行きたかった学校。
本来ならみんなで楽しく、季節にちなんだ栄養価の高い暖かいお給食を
食べられていたはずなのに。。。
保護者がお仕事を休めたり、お家にいたとしても、
毎日の昼食作りも大変ですし、親も本当だったらお友達と楽し食べていただろうにと思ったり、
切ない気持ちでいっぱいです。
親子2人ぼっちも、とても孤独です。
そんな孤食や負担を減らし
楽しく食を囲み心身共に満たされてほしいと考え
平日の昼食の時間にみんプロ子ども食堂をスタートしています。
お給食の代わりになるように、
安価で栄養のある温かいものを食べられるように、
子どもや家族の孤食や孤独が少しでも軽減できるように、
みんプロ食堂が外出のきっかけになるように、
新しい出会いの場になるようにと
考え取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか
義務教育期間
全ての子ども達は学びを受ける権利があります。
しかし、今はまだ学校へ行けなくなると
学びにアクセスする機会さえ、なくなってしまいます。
時間は待ってくれません。
子ども達は今が大切で
保護者は今助けてほしいと思っています。
子どもが不登校になった時、たくさん探しましたが
当時は見つけることはできませんでした。
子どもの今を大切にするために
フリースクールみんなのプロジェクト学校を立ち上げました。
最初は自信のなかった子どもたちも
学校に行けない自分が悪い子なんだと思ってしまっていた子どもたちも、
小さな成功体験を繰り返したり、
学校に行っていなくても大丈夫、仲間がいると思えることで、
自信をつけていき、
宿泊学習に行ってみたい!
工場見学に行きたい!
など色々なやってみたい!これに挑戦してみたい!
が生まれてきます。
しかし現在会費のみが収入源です。
教材、体験であっという間になくなりますり、
子供達のやってみたいに追いつきません。
スタッフもボランティアで支えてくれていますが、
持続可能なものにしていくためには、
スタッフへの給与も欠かせません。
現在は子ども達のためだけにと気持ちだけで成り立っています。
居場所をやっと見つけた子ども達のために
またその子ども達を支えてくれるスタッフのために
皆様から応援いただければと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
寄付金の使い道
2024年子ども達は修学旅行に行きたいと話しています。
その夢を叶えるための体験費用や、その他の体験学習費、学習教材購入費、パソコンタブレット購入費、
子ども達の昼食費用、子供達を支えてくれるスタッフの人件費に使わせていただけますと、幸いです。
また自分達の拠点、みんプロハウスを持ちたいと考えています。
そうすることで、より強く自分達の居場所と感じられ、今まで以上に地域の方々との交流が育まれていくと思っています。
私達だけの力では限界があります。
皆様のお力をお貸しください。