私たちの取り組む課題
入間市が平成30年に実施した子どもの貧困調査によると、過去1年間に経済的な理由で食料または衣類が買えなかった経験が「よくあった」「ときどきあった」と回答した保護者の割合は、全体では15.2%でした。この結果から、入間市の約6世帯に1世帯が衣食に困った経験があると考えられます。また、昨今のコロナ禍の影響により、現在ではさらに増加している可能性があります。
なぜこの課題に取り組むか
約6世帯に1世帯が衣食に困った経験があるという入間市で、私たちは、貧困家庭や孤食の子どもに向けて食事の機会を提供します。しかし、対象者へピンポイントで提供することは困難であるため、どなたへでも食事を提供することにより、潜在的な対象者へも食事が届くように配慮します。また、地域との関係が希薄な子どもや家庭と、地域交流の機会を作ります。
廃棄野菜に悩む小売店から廃棄野菜をいただき、私たちの作るお弁当に利用したり、そのまま参加者へお配りすることで、小売店は廃棄費用を軽減し、私たちは食材費用を抑え、参加者は自宅で食材を利用できるため、フードロスの削減のための活動にもなってます。
寄付金の使い道
カレー以外のおかずのの提供や、子どものおやつの配布、生理用品の配布、パンフレット作製、ボランティア保険加入、エコバッグ作成(エコバッグ持参を呼び掛けても、忘れたり、エコバッグの購入が困難な家庭もあるため)、子ども向けワークショップや料理教室の開催費用等