マジェルカ

「障がいのある人に対して、障がいを理由とする差別や偏見はあるか」という内閣府の調査(2017)では、８割以上の回答者が「あると思う」と回答しています。 

障がいのある方は本当は身近なところにも沢山いるのに、多くの方は彼らと接する機会や知る機会がほとんどないーー障がいのある人を、なんとなく遠くに感じてしまう理由は、そんなシンプルな事なのではないでしょうか。

 マジェルカは手に取りやすい“ウェルフェアトレード雑貨”を通じて、できるだけ多くの人たちが障がいのある方々と関わるきっかけを作ります。そして、障がいのある方たちの活躍を知る機会を作っていきます。

マジェルカの名前は「混ぜる」という言葉に由来します。

人の都合で作られた均一で画一的なスギやヒノキばかりの森に比べると、時に「雑木」とも呼ばれる種々雑多な木が混ざり合う自然本来の森の方が

豊かな生態系を育み、災害などにも壊されにくい力を持っているそうです。

本当に力ある森や山をかたちづくるためには、人間の都合で植えられた均質な森よりも多種多様な木々が共生しているということが大切だったのです。

それはきっと私たち人間の社会でも一緒なのではないでしょうか。

 様々な個性のヒトやモノが当たり前のように混ざり合い、互いに関わり合える社会こそ、力を発揮できる豊かで健康的な社会になるのではないか。

マジェルカはそう考えています。

皆様から頂いた寄付金は、以下の活動資金として大切に使わせて頂きます。

①ウェルフェアトレード製品の発信と市場拡大

②福祉作業所や福祉ショップを対象とした相談対応やエンパワメント

③一般の方を対象とした、モノづくりを行う福祉の現場や作り手を知ってもらうための「講演」「イベント」の開催