私たちの取り組む課題
少子高齢化が社会問題として取り上げられる昨今、街の成り立ちを知る古くからの住民のお話を、街の次世代を担う地域の中学生世代と共有しながら、街の未来を考える機会づくりと、ユニークな「美しが丘町史」づくりを目指しています。
60年代から70年代に開発され、当時、新興住宅街地と呼ばれた街の一つの、横浜市青葉区美しが丘の住宅街は、今や三世代が共に住み、子ども世代にとっての「故郷」へと発展しています。
インタビューは毎年、街に住む八十代から幼稚園児までの11名を対象に、「街の好きな場所」について伺います。
「街の好きな場所」にまつわる個人的な思い出は、街の歴史と直結しています。語り手の語り口を活かした文面で綴る個人の記憶は、街の歴史や特徴を表情豊かに表現し、街の成り立ちの貴重な記録となります。
現在5年目のこのプロジェクトでは、現在55カ所が緯度経度の座標とともに記録され、1960年代終わりの造成当初から現在までの街の逸話が収録されています。
プロジェクトの10年継続を目指して2017年からは地域のがたがたのご協力を得て「街のはなし実行委員会」が立ち上がりました。
60年代から70年代に開発され、当時、新興住宅街地と呼ばれた街の一つの、横浜市青葉区美しが丘の住宅街は、今や三世代が共に住み、子ども世代にとっての「故郷」へと発展しています。
インタビューは毎年、街に住む八十代から幼稚園児までの11名を対象に、「街の好きな場所」について伺います。
「街の好きな場所」にまつわる個人的な思い出は、街の歴史と直結しています。語り手の語り口を活かした文面で綴る個人の記憶は、街の歴史や特徴を表情豊かに表現し、街の成り立ちの貴重な記録となります。
現在5年目のこのプロジェクトでは、現在55カ所が緯度経度の座標とともに記録され、1960年代終わりの造成当初から現在までの街の逸話が収録されています。
プロジェクトの10年継続を目指して2017年からは地域のがたがたのご協力を得て「街のはなし実行委員会」が立ち上がりました。
なぜこの課題に取り組むか
地元中学校では、夏休みに「わがまち新聞」「未来のわがまち新聞」として、中学生が街の方々にお話を聞いて新聞形式で街にまつわるお話を収録する課題があります。
「街のはなし」は、そういった中学生のグループワークの活動を、冊子という形で総合的にフォローし、常に街の方々と共有できる読み物として後世に残して行く事ができます。
後から語られる第三者が執筆する「町史」ではなく、変化していく街を現在進行形で住民が語る「町史」は、10年後20年後に貴重な記録として、未来のまちづくりにも活かされるものになることでしょう。
未来の街の姿を思い描きながら「今」積み上げていける活動を目指して取り組んでいます。
「街のはなし」は、そういった中学生のグループワークの活動を、冊子という形で総合的にフォローし、常に街の方々と共有できる読み物として後世に残して行く事ができます。
後から語られる第三者が執筆する「町史」ではなく、変化していく街を現在進行形で住民が語る「町史」は、10年後20年後に貴重な記録として、未来のまちづくりにも活かされるものになることでしょう。
未来の街の姿を思い描きながら「今」積み上げていける活動を目指して取り組んでいます。