私たちの取り組む課題
街を歩くその先々で眺める風景や、ふと手にとったペンで描く線や形、または自分の何気なく選んだ今日の服装も、大切な個性や自己決定であり自由です。
障害や疾患がある人、お金がない人、性や民族、信じるものが「わたし」と違うということだけで、一方的に弱く間違っている訳がありません。
わたしたちリベルテは障害のある人たちとともに、人それぞれが当然持っている「何気ない自由」や「権利」を尊重していける社会や人、関係づくりを行っていきます。
そのことで「障害」を問題や課題ではなく、共有し工夫や文化を生み出す契機捉え、互いに新しい表現や居場所をつくっていきたいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか
障害のある方の日々の「からだ」と「こころ」や社会的な状況は、その日「生きること」に切実です。
だけど、それは決して特別なことではなく、たまたま「きみ」や「わたし」がいつの間にか(好むと好まざるとにかかわらず)一緒に生きていくことになったと同じぐらい、「わたしの隣」にあるものだと思います。
「障害」は、障害と一緒に生きている個人だけが抱え責任を負うものではないし、隠したり、隠さないといけないようなことでもありません。
(それが難しいからきっと悩むことも増えるんだけど。)
生活する中で人との関係や社会の中でどうしたって「摩擦」はうまれます。
ひとりではどうしようもできないそれが「障害」となるのかもしれません。
「障害」を問題ではなく、共有し工夫や文化を生み出す契機捉え、人が生きる世界を狭めているものによって、互いに新しい表現や居場所をつくっていきたいと考えています。
寄付金の使い道
- 障害のある人ともに表現活動の展開と展示会やイベントでつかう費用
- 地域の中で取り組む文化事業の費用
これまでの取り組み
- 2014年度「柳町新緑祭り2014グッドアートミーツ街道」(日本財団助成)
- 2015年度「グッドアートミーツ街道2015」
- 2015年度『福祉のデザインとアートで障害のある人の「しごと」を考える事業』(第1期,長野県地域発元気づくり支援金活用事業)
- 2016年度『福祉のデザインとアートで障害のある人の「しごと」を考える事業』(第2期)
- 2017年度『福祉のデザインとアートで障害のある人の「しごと」を考える事業』(第3期,長野県地域発元気づくり支援金活用事業)
- 2018年度『リベルテアーツカレッジ2018』(上田市文化支援事業)
- 2019年度『リベルテアーツカレッジ2018』(日本財団助成)
- 2020年度『ちくわがうらがえる』(日本財団助成)