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子育てネットひまわり

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ビジョン

◆「わいわいガヤガヤ」自分らしくいられる居場所が身近にある社会 ◆ 頼り頼られる人間関係が日常にあり、親だけが子育てを抱え込まないでよい社会 ◆ 家族が子育て・望む生き方どちらもあきらめなくてよい社会

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私たちの取り組む課題

【私たちの活動もグラデーション。すべてがつながり重なり合っています】

私たちは現場で拾った子育て家庭のニーズの代理人として柔軟に活動を組み立てています。


活動を初めて18年 活動内容が多様になっています。


子育てひろば・妊産婦支援・相談支援・子ども食堂ネットワーク・ひとり親支援・・・


一見バラバラのようですが、すべてがつながり、重なり合っています。


なぜなら、子育ての悩みに明確な境界なんてないからです。


だから私たちはNPOとしてのフットワークを活かし「今求められていること」との対話を大切に、活動を組み立てています。


そして自分たちだけではなく必要に応じて幅広い対象と連携し、親子を支える理解を広げています。


【地域子育て支援拠点事業 ひまわりはうすとことこ】


子どもの遊びや育ちを見守り、子育てを通じた出会いを育む親子ひろばです。


とことこルームとまめの木ルームがあり、「交流の場の提供」「子育て情報の提供」「講座やイベントの開催」を行っています。


NPO法人全国子育てひろば連絡協議会が2015年に行った調査研究では自分の生まれ育った町から離れた場所での子育てアウェイ育児という言葉が生まれました。


子育てひろばの利用者の約7割がそれにあたるとの結果は私たちの団体でもまた等しいものでした。


周囲との関係が持ちづらいことは子育ての「ちょっと困った」「しんどい」を言い合える関係が身近にないということです。


このような背景の中で、負担感、不安感を強く感じる親が増えています。


また、女性の社会進出が進み、社会復帰の早期化の進行しています。


その一方で社会復帰後の課題も多くあります。


自分や家族を取り巻く多様な相談が増加しています。


こうした居場所が親子に近い場所にあることが必要で、この活動を軸として様々な活動が生まれやすくなっています。



【コロナ禍を経て】

コロナ禍を経験し 私たちは様々なつながり構築の手段を獲得しました。初めは苦手だったオンラインのコミュニケーションにも慣れました。


その一方で確認したこと・・・それは「やっぱり対面がいい」ということ。


ちょっとした息遣いや表情、あいづちが感じられる対面で日常つながっていることが子育てにとってはやっぱり必要です。


なぜなら


子育ては一人ではできないから。


1歳~6歳の幼児を持つ母親の調査研究(ベネッセ教育総合研究所調べ2020年より)では「新型コロナ流行前より人とのつながりを大切にしたい」回答した母親は82.7%となっています。その一方で母親の約 2~3 割がコロナ禍がきっかけで「つながりをもてない」と回答しています。


子育て家庭の身近な場所で、いつでも気軽に立ち寄りができる、つどいの場の必要性が高まっています


【ひとり親家庭の支援 ひとり親パートナーズ】

コロナ禍をきっかけに強化したひとり親家庭の支援活動。


一般的にひとり親家庭における相対的貧困率(世帯の所得が可処分所得の中央値の半分に満たない状態のこと)については50 %と言われています。


子どもが小さいうちは子育てと仕事の両立が難しく、非正規雇用となるケースが多く、家計が不安定になりがちという事情が背景にあります。


コロナ禍においては、就業環境の悪化がひとり親家庭の家計を圧迫しました。


さらに現在の物価高、電気代の高騰・・・ コロナ以上にしんどいとの声も多くあります。


苦しい現実に追い打ちをかけるように、ひとり親家庭への偏見的な声も多く、困りごとや不安を抱えていても「助けて」と言いづらい状況があり、ストレス過多になる親も少なくありません。


実際、私たちが相談支援の窓口を開設していても、ひとり親家庭からの相談はありませんでした。


こうした世帯と配布会を通じてつながり、顔の見える関係ができたのはコロナ禍の唯一よかったことかもしれません。


誰もが望む暮らしの実現に向けて少しでも前に進んでいけるよう、伴走的な支援を目指して実践中です。


◆主な活動◆

配布会・子どもの体験活動・サークル支援・親支援プログラム・相談支援・ニーズ調査

なぜこの課題に取り組むか

【子育てには地域のつながりが不可欠】

今から21年前 法人代表である有澤は乳幼児の子育てする一人の母親でした。


24時間365日子どもと向き合う生活・・・


子どもが小さく、外出しづらい状況において抱いた絶望感


それは社会から切り離されたような気持ち目に映る景色はモノクロでいつも曇り空のようでした。


そんな時 転勤先の埼玉県で、社宅の子育て仲間や親子サークルに出会いました。


小さな所属ができたことで、目の前に風景が彩られて見えました。


自分の身近に「安心安全な場所」「豊かな人間関係」があれば、子育てがずっと楽しくなることを知ったのです。


【子育て家庭の課題の多様化】

令和の時代 子育て家庭の課題はますます多様化しています。


2019年の私たちの調査研究では核家族、共働き世帯核の割合が8割を超え、夫婦とも実家が県外である割合も5割近くという結果となりました。


更に、定年延長で祖父母世代が働いており、多くが家族の支援が身近にない現状が見られる中、子育て世帯を支える身近なサポートが少なくなっています。


社会との接点を持たないことで親子が孤立すると、「ちょっとお願い」が言えなかったり、自分一人で子育てを完結しようとするなど抱え込み、負担感が高まったり、ストレス疾患、育児放棄、離婚、虐待など課題が重なり合ったりする危険が高くなっています。


はじめから完璧な親などいません。


だから、頼り頼られる関係が身近にあることがとても大切です。


私たちの現場ではコロナ禍を経て ひとり親や生活困窮世帯からの相談が増えました。


ひとり親世帯の場合は特に仕事と子育てを一人で担う中で、相談できる家族や友人などを持つことが難しい人が多い傾向にあります。


経済的に厳しいだけでなく、人間関係が貧困であることも課題を大きくしており、孤立するリスクが高いと言われています。


昨今は物価高、電気代の高騰などが深刻です。ストレスなどを身近に相談できる場を持たないことで問題が多重化するケースが心配されます。


そのような場合、多く公的支援の狭間の問題が多くあります。


公的支援で頼れないとなれば 隙間をうめる支援の構築や多機関が連携することでセーフティネットを広げる取り組みが必要性が強く感じています。

寄付金の使い道

親子にとって身近な場所に「地域のつながり」の場づくりのための資金として活用させていただきます。

子ども食堂の運営やひとり親世帯の支援活動(配布会や子どもの体験活動)の運営資金にも使わせていただきます。

また、課題解決のための事業については団体だけで取り組むのではなく、多機関多機種との連携が必要です。

理解を拡げるためのニーズ調査などの調査研究費用、連絡調整にかかる費用に充てさせていただきます。


みなさんのご支援 心よりお待ちしております!!!


NPO法人

子育てネットひまわり

〒7618077

香川県高松市出作町382-1酒井ハイツ110

0878167700

http://himawarinet.c.ooco.jp/

代表:有澤陽子

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