私たちの取り組む課題
21世紀のこれからの非常に変化が速く大きい、また人類の生存にかかわる深刻な問題を抱えた時代の中で、これからの時代を生きる子どもたちは、自らの人生を主体的に切り拓いていくために、知識や技術だけでなく、思考力や判断力、表現力や行動力などの総合的な力=「生きる力」を身につけることが求められています。
そのため、本校ではそうした汎用的な資質や能力を育成するために、生徒参加型・探究型の授業やICT機器を活用した「21世紀型の学び」と「生徒が主人公の開かれた学校づくり」を柱に新しい教育づくりを推進しています。
なぜこの課題に取り組むか
高校教育は今、知識・技能・思考力・判断力・表現力、学びに向かう力をバランスよく育成することが求められています。
本校の「21世紀型の学び」はまさにそれを実践するものです。
成年年齢が引き下げられたことで高校生も18歳の誕生日から成人になりますが、「生徒が主人公の開かれた学校づくり」は、成人するまでに社会で求めれらる資質能力を育むことへとつながります。
寄付金の使い道
令和8年には創立100周年という記念すべき年を迎えます。
100周年というこの大きな節目にあたり、次代を担う若者たちに整った施設・設備の中で思う存分勉学に勤しんでもらうため、100周年記念事業としては新設グラウンドの整備及び図書館の全面改修を実施することに決定いたしました。
つきましては、100周年記念事業が予定どおり推進できますようご理解とご賛同をいただき、格別のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新設グラウンドの整備
- 約1千名の生徒数に対し、現グラウンドが約4,700㎡しかないという課題を解決するため、夜間照明を備えた人工芝グラウンドを整備する。
図書館の全面改修
- 能動的な探求型の学び(「21世紀型の学び」)を推進するのに必要な資料・情報を備え、多様な学習活動に取り組むことができる場へと整備を進める。
- 自学自習スペース、憩いのスペース、小劇場スペースの間を、本と人が自由に行き来する中で、思いがけない新たな学びが生み出される空間を演出する。