私たちの取り組む課題
【取り組んでいる課題】
・東北を始め、被災地域の産業の長期的な復興支援(地域の魅力発信、第一次産業支援)
・都市から被災地域に、継続的に関わるためのきっかけ作り(関係人口創出、移住支援、防災啓発)
【提供する価値】
・被災地域の生産者/事業者への販路開拓、魅力発信
・場づくり、支援者コミュニテイ形成を通じた、被災地内外からの関係、移住人口の増加
・被災地と都市圏を繋げるコーディネート、長期的な復興支援の窓口や場の提供
【主な事業内容】
■食堂事業(東北食材普及事業)
全国で毎月11日にのみ開いている東北酒場。
生産者さんから直接仕入れた東北の食材を使った料理やお酒を提供し、
その場を通して東北や震災について考える「きっかけ」を作っています。
■関係人口創出事業(被災地支援事業 国内)
不定期にて、東北地域の現地団体や地方自治体とのコラボレーションイベントや企画を実施。
地域の魅力発信やきっかけ作りに関する様々な活動(ツアー企画、執筆、プログラム運営など)の実施。
なぜこの課題に取り組むか
地域に関わった人、これから関わる人、多くの人と地域がつながり、移住などにとらわれない『人と地域の新しい関係性』を作ります。
きっかけ食堂は、2011年3月11日の東日本大震災の復興支援として立ち上がったNPO団体です。
「誰もがどこにいても、地域への思いをカタチにできる世界をつくる」をいうVisionを掲げ、
主に東北地域に全国から多様な形で関わるための事業を展開しています。
10年以上にわたる活動の結果、これまでに6,000人以上の方々にご参加いただき、
なかには、きっかけ食堂の活動に参加したことで東北初めて行った人や、移住した人もいます。
■設立背景
月に1回だけでも、東北を思い出す時間を京都で作りたい。
震災から3年が経ち、風化が進む中、被災地では「震災を忘れないでほしい」という声がありました。
そこで、東北の食材を使った料理やお酒を提供し、その味を通して、毎月11日だけでも東北や震災について考える「きっかけ」をつくりたい!
と考え、2014年5月に立命館大学の学生3人が立ち上げました。
誰もが身近な食、東北の美味しい食であれば、無理なく震災を思い出せるのではないかと考えました。
■継続の決断
創設メンバーが大学を卒業する中、復興庁「新しい東北」顕彰。関わりのある生産者さんの引退。
私たちにできることって、もっとあるんじゃないかと問い直しました。
団体として本当にこのまま、終わってしまっていいのか。まずはできることから始めよう。
そんな想いと共に、2018年3月にきっかけ食堂を社会人を巻き込んで、4月に東京を立ち上げ、8月には名古屋を開始し、再スタートをきりました。
■新しい価値を作るために、Vision・Mission・Valueを刷新
関わる人も増え、コロナ禍を乗り越え、組織も安定してきました。
さらに「きっかけ食堂の価値は何か?」を本気で考え、任意団体からNPO法人、そしてVision・Mission・Valueを新たに設定しました。
【Vision】 誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界を作る。
【Mission】 想い×コミュニティで、人と地域の関係性をデザインする。
【Value】
(1)みんなが主役
(2)やりたいを育む
(3)ともに挑戦
(4)継続は力なり
このVMVをもとに、継続的な地域の課題解決に取り組んで行きます。
寄付金の使い道
皆様からご支援いただいた寄付金は、以下に使わせていただきます。
(1)東北食材普及事業
(2)第一次産業の生産者紹介及び販路開拓に関する事業
(3)被災地支援事業 国内
(4)法人管理 経費