事業の目的
神奈川県内の小・中学生を対象として、身近な動物や植物の不思議なことや生きものとのふれあいについての観察、調査、実験などの活動を表彰します。
これまでの活動
世界に先駆けてゲノムの概念を確立するなど、遺伝学・進化学の研究で数々の業績を残した木原均博士が、生前、こどもたちの科学の芽を育むことに努めたことから、その生誕100年を記念して1992年に木原記念こども科学賞を制定しました。
生き物に直接触れて、丁寧に観察し、正確に記録し、そこから感じたことや驚いたことを、分かりやすく作品制作したこどもたちを表彰しています。急速にデジタル化が進み効率的・無機的な世の中に移行しているとも言われていますが、こうした時代だからこそ、こどもたちには、生物の不思議や科学する楽しさを知ってもらうとともに命の大切さを学ぶ機会となること、さらに将来は“科学する目”をもつ市民・県民に育ってもらうことを願って毎年実施しています。
これまでの事業成果
令和3年度は、神奈川県内の小・中学校87校から317作品の応募をいただき、25件の入賞作品が決定いたしました。
こども達の「?」と「!」の過程を一緒に楽しめるよう、受賞作品を作品集としてまとめました。
こちらよりご覧ください。
事業の必要経費
こども科学賞の選考、表彰式の開催、受賞作品集の作成・印刷に活用させていただきます。