私たちの取り組む課題



2008年からイベントで発生する飲食容器ごみの削減い取り組んでいます。イベントで出るごみの大半は、飲食の容器ごみです。それを減らすだけでも環境貢献できます。その課題解決に役立つアイテムとして私達が勧めているのでこの2つ。
1.リユース食器(繰り返し洗って使えるプラスティック製の容器)
2.和器(日本の杉で使られる。無垢の一枚板でできている器)
特に和器は、日本で唯一、1社のみで製造されていただが、その会社の製造事業からの撤退がきまったことから、游風が現在事業継承中です。
皆様からの支援や多くのご利用があることで製造の継続が可能になります。
なぜこの課題に取り組むか



和器に出会ってから
- イベントのごみ削減による環境貢献
- 森林資源の活用により森林環境の保全
この2つの視点で環境問題により組みことが出来る様になりました。
和器は、日本の国土を多くを占める森林と関係が深い
- 現在大量に使われているプラスティック容器に置き換えることで海洋プラスティック問題
- 日本の国土の2/3が森林、その4割が人口林、そのうち4割が杉。その杉は、約6割が50年生を超え、本格的な利用期
この和器がなくなってしまうことを阻止したい。製造事業を継承し、その後も安定的に日本中で「和器」を使っていただけるよう
活動を継続したい。
和器を製造するには、
- 丸太を製材する
- 大きな槽にいれて熱湯でゆでる
- 角材を0.8㎜~1.5㎜程度の薄い板にスライスする
- 器の形に型抜きする
- プレスして皿にする。
の工程があります。
支援金の使い道



和器は、完全国産です。
日本の杉を使い、日本で製造しています。
そのため、1枚当たりの費用が掛かります。しかし、私達は、プラや紙の使い捨て容器の
代替品としてイベントなどで使って欲しいのです。
そのために皆様からいただいた支援金でより多くのイベントに和器を使って欲しいと思っています。
皆様の寄付により、高い費用が出せない人でも和器を使える仕組みを続けていきたいです。
和器の製造事業を継承するために2024年10月に大分の製造会社を訪問しました。
2025年5月~、正式に製造機械をお借りして、NPO法人游風が大分の工場に通い、製造をしています。
機械のメンテナンスや木の製材もしていただけることになり、現在1000枚程の和器を保有しています。
是非、皆さんに使って欲しいと思います。

