私たちの取り組む課題
「虐待死をなくし 不当な親子分離をなくしたい」
現在の児童相談所は機能不全状態です。虐待死が減っていないどころか、虐待のない親子の引き離しが多発しています。このような機能不全状態を国連で問題視され日本政府に、児相問題に取り組む団体と協議するよう勧告がでました。そのため、2023年6月に全国の児童相談所の被害者団体(個人も含む)が集結し、活動しております。
仲間の中には、保護所内での体罰を経験したお子さま、児相の元職員、不当に引き離されたと悲しんでいる親御さん、虐待されても保護してもらえなかった虐待サバイバーの方、様々な立場の方達とこの問題を多角的に捉え、解決のため活動しております。そのためには、皆さまからのご寄付を必要としております。
上記の手紙をご覧ください。児相の判断ミスによって、誤認保護、過剰保護されたお子様がお母さまから引き離され、悲しく寂しい思いで過ごしながら保護所内から助けを求めて書いた手紙です。子ども達は、親との数少ない面会の時に、職員の目を盗んで助けを求めた手紙を渡します。みつかったら職員からの体罰があるためです。親は虐待がないのに引き離され、悲しみのどん底にあり、生きる希望さえなくなったと心を強く痛めています。
<1>虐待していないのに・・・突然我が子と引き離し:地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
※誤認保護・過剰保護=虐待がないのに親子が引き離されること
※児相問題=機能不全状態の児童相談所の一時保護制度によってでた問題すべてを指す。
なぜこの課題に取り組むか
【なぜこのようなことが起きているのか】
私達国民には通報の義務化が生じ「虐待かも?」で通報することになりました。しかし、それは児童相談所の体制が整っていない中で強化したため、現場では児童相談所の機能が全く回らなくなり、結果、虐待死が防げていないどころか、虐待のないお子様だけが、大好きな家族から引き離されています。不当に引き離された親御さんは、裁判で「虐待がない」と判断されていても、それでもお子さまを虐待のない家族の元へ戻すことをしません。
なぜでしょうか、考えられることの中の4つ
①予算申告がノルマ型なため。
②職員の質や体制不足(職員も被害者であること)
③隠ぺい状態であること。
④親子支援ができていない。
①国連で行われた調査では、日本の児童相談所は、年度初めに何人保護するかを報告して予算をもらうのです。そのため施設や人件費等確保するために提示した保護する子どもさんを確保しなければなりません。これでは引き離すことで成果が得られるため、肝心な虐待を減らしたり、親子支援をするという考えにはなるでしょうか。
https://www26.atwiki.jp/childrights/pages/319.html
日本の第4回・第5回統合定期報告書に関する総括所見
(ARC 平野裕二の子どもの権利・国際情報サイト)
②職員もこの機能不全の児童相談所の被害者です。数日前まで福祉とは関係のない課にい職員が、たった数日の研修で、警察よりも強い権限を持ち親子を引き離せるのです。職員になった以上指示には従わなくてはならなく、ただただ保護が必要のないお子さんの手続きに追われていると職員は訴えてます。「叩かれるのを恐れ、誤認保護を隠ぺいしていることが多い」とも発言しています。また施設長は「本当に必要な保護は数パーセントだ」と声を上げてくれています。
なぜ盛った?「児童相談所の成果」 自治体「今後も最高記録を出し続けるしか」 各地で数え方バラバラ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
「過酷な労働環境で精神疾患」退職に 元児相職員、千葉県提訴から1年3か月「権利救済超え、職員や子どもの環境良くしたい」: J-CAST ニュース【全文表示】
山脇由貴子さんに聞く!児童相談所の話、児童心理司という仕事(前編)|ニュースが少しスキになるノート from TBS NEWS DIG Powered by JNN (note.com)
③現在の児童相談所は独立した機関となっており、児童相談所がしっかり運用されているかを見張ってくれる第三の機関がありません。機能不全状態で起きている数々の不祥事も隠せる状況です。実際、職員や保護したお子さんには児相職員から協力な口止めが言い渡されますし、親には、子どもを帰してほしいのであれば、児相で起きたことを外部に言うなと言います。人質状態なのです。
④一時保護がノルマ型であること、親子支援の予算がなく職員のマンパワーもないため、親子支援は一時保護数の3.5%しかできていません。
児童虐待、手薄な親への支援 プログラム受講につながるケース少なく(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
このような児童相談所の機能不全を、いろいろな被害ある立場の方と話し合い、多角的にとらえ、なによりも誰も責められることのない形での解決を強くの望みます。※私達は、攻撃的な活動団体や個人の方との関わりをご遠慮しております。子ども達を守るべき組織だからです。
皆さまの応援やご寄付、本当に感謝しております。引き続きのご協力、何卒よろしくお願い致します。
寄付金の使い道
・被害者救出
・児相被害の調査(国連や各専門家へ依頼)
・陳情活動
・広報活動(専門の広報PRへ依頼)
・専門家への勉強会