私たちの取り組む課題
これまで、国連機関や様々なNGO団体が「貧困」の問題に取り組み、非常に多くの成果を上げてきました。
40年前、世界の人口の50パーセントは1日1ドル25セント以下で生活する極度の貧困にありました。
現在では、それが15パーセントまで下がりました。
非常に多くの成果が上がったということであり、素晴らしいことです。
しかし、貧困の定義を1日2ドル以下で生活するものとすると、40年前に極度の貧困にあった人々は、依然として貧困のままであったのです。
これはあまり知られていない事実だと思います。
彼らが依然として貧困であることの原因を、NGO International Justice Mission の設立者ゲイリー・ホーゲンはこのように述べました。
「世界の貧しい人々は、暴力の罠に陥っているのです。」
極度の貧困の中生活する人々は、法に守られず、不当な暴力に苦しんでいるのです。
これまでの国際協力活動では、法の執行の整備という観点からの活動は十分ではありませんでした。
これからは、貧しい人々が法に守られ、それによって自由な暮らしを手に入れることができるようにサポートすることが必要です。
我々は、現地の公的組織(自治体・政府)と協力し、この問題の解決を目指します。
なぜこの課題に取り組むか
グローバル化した現代において、貧困・暴力に苦しむ人がいるということを無視することはできないと感じています。
我々は一人では無力かもしれませんが、皆で力を合わせ、この課題を解決していきたいと考えます。
寄付金の使い道
・他団体への資金援助
・他団体との共同事業の展開
・現地での活動支部の設置による公的組織(自治体・政府)との連携の強化
・広告・宣伝等による資金・人員の確保
などを行います。