私たちの取り組む課題
○孤独な子育て○
子育て中のママたちは、いい母親であろう、いい妻であろうとするあまり、仕事に家事に育児に頑張りすぎて、疲弊しています。常にストレスでイライラ。育児や家事、仕事が思うようにできず、自分を責めたり、子どもに当たったりしがち。育休中のママたちは、会社との距離感を感じ、自分がまた復帰できるのか、不安を抱えています。
○多忙な職場のメンタルヘルス○
介護の現場で働く方は、人手不足が深刻で常に大変忙しい。1人で動くことが多く、やることも多く、しかも感情労働であるため、ストレスは大きく、メンタルヘルスに課題を抱えたり、仕事を辞めていくケースが多くなっています。
○疲弊した職場の人間関係○
無駄話をせず、1人で黙々と仕事をすることが良いこととされ、互いの接触が少なく、人にヘルプが出せず、抱え込みすぎてしまう。また相互理解がなかなか進まず、チームとしてまとまりに欠け、効率的な仕事ができない職場は人間関係の課題が山積しています。
なぜこの課題に取り組むか
代表の山口ひとみは専業主婦で子育てをしていた頃、子育てや人生の悩みなど、自分の話を聞いてもらえず、孤独感や焦燥感を募らせる経験をしました。その後、この体験を生かしてママたちが一緒にお互いの話を聴き合うワークを作ったら、受講したママたちがどんどん元気になっていきました。
いい母親という役割の理想像を周囲から押し付けられ、自分自身もプレッシャーを自分にかけてしまう。そして、少しでも子育てがうまくいかないと、それは自分ができていないからだと自分を責め、自己肯定感が低くなっている人が多い。または子供のせいにしたり、周りの人のせいにしたりしてしまう。
自分のことを話すことで押し殺している自分の気持ちに気づく。その気持ちを認め、自分を大事にすることができると関わる周りの人たちとの関係が変化してきます。この効用は、ワークショップの回数を重ねることでお母さんだけでなく、あらゆる人に応用できることが分かっています。
寄付金の使い道
○ワークショップ開催
○ファシリテーターの養成
○団体の運営