私たちの取り組む課題
◆学校、家庭以外の居場所提供
不登校や生きづらさを感じている子どもたちや若者に「自分らしく生きるためのもう一つの居場所」として、「ヒュッゲ」(Hygge/デンマーク語で人と人のふれあいから生まれる、穏やかな居心地の良い雰囲気)を理念とする居場所提供
◆不登校・ひきこもり・フリースクールなどの認知拡大
講演会、セミナー、SNS、メディアなどを通し、不登校・ひきこもりやフリースクールなどの学校以外の学びの場・居場所についての認知活動
◆経済的困窮などで失われている多様な学びの機会・居場所の確保
フリースクールを利用したくても経済的理由で利用できない人たちの経済的負担軽減と多様な学びの機会と居場所の確保
なぜこの課題に取り組むか
少子化が進む中、不登校の人数は増加の一方であり、コロナ禍でさらに不登校の数が増えるだけでなく、昨年は小中高を中心とした若者の自殺者も過去最高となりました。不登校・ひきこもりなどが以前よりはメディアなどで取り上げられることが多くなりましたが、まだまだ認知度が低く、学校中心の考え方が強く残っています。多様な学びや多様な生き方を求めている社会に対し、学校を取り巻く社会はまだまだ旧態依然なところがあります。そういった環境に合わない子どもたちが増え、不登校の人数も増え、学校・家庭以外の居場所を必要としている子どもたちは増え続けています。フリースクールなどの学校・家庭以外の居場所があることで子どもたち本人のみならず親御さんが自分の時間を作れたりして、時間的にも精神的にもゆとりが生まれ、子どもたちの家庭環境も改善されることもあります。
また、不登校、ひきこもり、フリースクールなどの多様な学び・居場所の認知度を高めることで、不登校やひきこもりなどの現状をいろんな人に知ってもらうことが不登校・ひきこもりで生きづらさを感じている人たちのためにも必要だと思います。
また、フリースクールを利用したくても利用できない経済困窮者も増加しており、公的支援のない民間のフリースクール自体も運営資金不足で運営を継続できないところも多くあります。フリースクールを必要としている人がより利用しやすくなり、いつでも利用できるための運営資金の確保も大きな課題となっております。
これらの課題を改善していくことで皆さんがより善く生きられる社会になると思い、活動を続けています。
寄付金の使い道
◆経済的困窮により利用できない方のための利用料金補助
◆フリースクールの運営資金
◆講演会・セミナーなどを開催するにあたり、講演者への講演料、会場費などに係る費用など