下腿義足ユーザーです。50年以上前に先天性の障害を持って生まれ、ネットや携帯もなく今のような情報がとても少ない時代に田舎暮らしをしてきた私は身近に障害者に出会うこともなく誰に相談することもなく、ただ健常者の人と同じようにできなければいけないと頑張らなければいけないと感じていました。頼る,聞く、泣くタイミングがわからなかった。ただ生まれたときから人と違うから障害があるから頑張らなければいけないと感じていた。そして足がないことでできないことは障害があるからあきらめなければいけない、ということも沢山ありました。ハイヒールフラミンゴのメンバーとの出会いによって障害は自分の個性だと感じることができるようになりました。私は目立つことがしたいのではなく声を上げられず不安や苦しみの中、自身の行き場、居場所に迷っている昔の私のような人が今の時代でもいるんじゃないかと。人はきっと人の話を聞きたいより聞いてほしい人のほうが多いんじゃないかと。そんな人たちとつながるための窓口を末永くこれからの未来のためにつながる活動をしていきたいです。