事業の目的
1.盲導犬育成事業
①県下の盲導犬を必要とする重度視覚障害者への育成した盲導犬の無償貸与
②盲導犬使用者の確保と啓発
③パピーウォーカー事業(パピーウォーカーボランティアの募集、サポート、医療費支援)
④引退犬ボランティア事業(引退犬ボランティアの募集、サポート、医療費支援)
2.盲導犬啓発事業
①啓発用資材の作成と周知(機関紙、ポスターなどの作成)
②県民の盲導犬への理解を促進するための講演会等の開催
③盲導犬に対する知識を広めるための施設・学校訪問
④ボランティア活動(チャリティグッズの作成、イベント補助、ユーザーサポートなど)
平成14年に身体障害者補助犬法が施行されました。この法律には次の3つの柱があります。
・補助犬を育成する団体には良質な補助犬の育成と指導を義務付ける。
・ユーザー(補助犬使用者)には補助犬の適切な行動と健康の管理を義務付ける。
・公共施設・交通機関、スーパー・飲食店・ホテル・病院や職場などで、補助犬同伴の受け入れを義務付ける。
「補助犬は障がい者の身体の一部であり、それを拒むことは障がい者の社会参加を否定することになる」ということが、社会の共通認識となるように。そして、いろいろな人が集まって生活し、お互いを理解することで多様性のある、より豊かな社会が築かれるという理念のもと、身体障害者補助犬法が社会に浸透していくよう、わたしたちも啓発活動に取り組んでいます。
これまでの活動
2019年〜2020年の活動内容
・盲導犬2頭の無償貸与
・福祉イベントでの盲導犬啓発、チャリティグッズ販売
・阿波踊り「ハーネス連」で踊り込み
「文理大学学生連」のサポートをうけ、一般ボランティアと参加
・小・中学生ボランティアのご協力による街頭募金
・ユーザーと盲導犬の小・中学校訪問授業
・引退犬の医療費支援
これまでの事業成果
徳島の盲導犬1号は、徳島城山ライオンズクラブによる贈呈(アイビー)でした。
1989年に「財団法人 徳島の盲導犬を育てる会」を設立し、第9号(イブ)が贈られました。
1995年に公益財団法人となり、今までに28頭の盲導犬が誕生し活躍しました。
パピーウォーカーによる盲導犬候補犬の飼育や引退犬ボランティアの支援も継続しています。
事業の必要経費
会費、寄付金、募金、チャリティグッズ売上などが運営資金となります。
盲導犬の導入費用は 1頭:約200万円です。
行政の補助金制度を利用できるのは、徳島県の場合1頭のみです。
コロナウイルス感染拡大により、街頭募金、イベントなどが中止になり、活動資金の獲得が厳しい状況となっております。
皆様も大変な状況だと思いますが、ご協力いただければ幸いです。