私たちの取り組む課題
1. 高齢者の食生活と孤立防止
高齢者の中には、買い物や調理が難しく、バランスの取れた食事が摂れない方や、家族や地域とのつながりが少なく孤立しがちな方も多くいます。はっぴぃハーバーは、宅配弁当や見守りサービスを通して、食事面のサポートと社会的なつながりの維持を支援しています。
2. 子どもの貧困・食の安全の確保
子ども食堂を通して、経済的な理由で十分な食事を摂れない子どもたちに、栄養バランスの取れた食事を提供することで、健やかな成長を支援します。また、地域の子どもたちが安心して過ごせる場としても機能し、子どもたちの社会的サポートも目指しています。
3. 障がい者の就労支援と社会参加
障がいを持つ方々にとって、自立した生活や社会参加を実現するための就労機会が限られています。はっぴぃハーバーは、障がい者が安心して働ける環境を整備し、仕事を通じて自信や充実感を得られるような支援を行っています。これは、障がい者の自立支援だけでなく、地域の多様性や共生社会の促進にも寄与します。
4. 地域社会の連携と支え合いの推進
地域に根差した活動を通して、住民同士が支え合う関係性を築くことも課題です。高齢者や子ども、障がい者だけでなく、地域住民全体が活動に参加しやすいような機会を提供し、地域全体で助け合う文化の醸成を目指しています。
なぜこの課題に取り組むか
1. 誰もが尊厳を持って生きられる社会を実現するため
高齢者や障がい者、将来を担う子どもたちには、日常生活の中で健康や自立に課題を抱えている方が多くいます。誰もが安心して生きられる環境を整えることは、一人ひとりの尊厳を尊重し、誰もが自分らしく生きられる社会を実現するために必要です。
2. 地域の「孤立」を減らし、支え合いを促進するため
現代の日本では、少子高齢化や核家族化が進み、地域でのつながりが希薄化しています。これにより高齢者の孤立や、支援が届きにくい環境にいる子どもたちが増えています。はっぴぃハーバーは、地域に根差した活動を通じて、住民同士が支え合うつながりをつくり、孤立を減らすことを目指しています。
3. 障がい者の社会参加と自立支援を促進するため
障がい者にとって、社会に参加し自分の力で生活を成り立たせるための支援は欠かせません。はっぴぃハーバーが就労支援を行うことで、障がいを持つ方々が働く喜びや自己肯定感を感じられる場を用意し、誰もが自立や生きがいの向上につながることを目指しています。
4. 子どもたちの未来を守るため
将来を担う子どもたちが栄養バランスの取れた食事や安心できる居場所を享受できることで、心身の健康を促進し、健全な発育をサポートすることができます。これにより、子どもたちの将来の可能性を広げ、豊かな人生を歩むための基盤を築くことができます。
5. 持続可能で共生できる地域づくりのため
地域が持続的に発展し、すべての人が安心して暮らし続けられるためには、互いに支え合う仕組みが必要です。はっぴぃハーバーは、多様な背景を持つ方々が共生し、互いを支え合うことで地域がより豊かで持続可能なものになると考えています。
支援金の使い道
1. 高齢者宅配弁当 高齢者向けに栄養バランスを考慮した宅配弁当の提供食材費、調理費、配送費、栄養士監修費などが含まれます。
2. こども食堂運営費 子ども向けの食事の提供と運営サポート子どもたちに無料または低価格で提供する食事の材料費、設備費。
3. 障がい者就労支援 障がい者の方々が働ける環境の提供と支援スタッフの配置就労に必要な設備・道具や支援スタッフの人件費、研修費。
4. 配送車両維持費 弁当の宅配に使用する車両の維持・燃料費ガソリン代、車両メンテナンス、保険料などが含まれます。
5. 広報・地域活動費 活動の認知向上と利用者増加を目指した広報活動広報資料の印刷費、SNS・ホームページの運営費、地域イベント参加費。
6. 緊急時対応資金 災害・感染症などの緊急対応のための備品や予備資金緊急時に備えた消耗品や備品購入、急な需要増加に対応するための資金。
